モヤモヤの奥に潜むとんでもない思い込み

こんにちは。
やすよ（冨田恭代）です！

▶︎長い長いプロフィールがこちら

前回の続き・・・

だいぶ期間が開いてしまったけど

内観コーチングセッションに参加してみての

気づきです。

前回の内容はこちら↓

幼少期の頃に知らず知らずについてしまった

思い込みを癒すことは

これまで自分なりにしてきました。

そういうの、

インナーチャイルドって言うんですよね。

私はお金に投影させやすいのです。

例えば、お金の不安。

お金が無いことが不安だったり、

お金が減ってしまう事に

不安を感じることがよくあります。

実はお金に対して不安を感じているのではなくて、

お金が無くなったとして、

その先のことに不安を感じているんです。

私はこの数ヶ月で

本気で向き合わなきゃいけない、

課題のようなことが起こりました。

お金が無くなったのであれば、

自分で稼げばいいと思うんです。

もちろん働くことはしていましたが、

いろんなことが重なり

どうにもできなくなってしまったのです。

どうしようと考えた末に、

母に頼るしかなくて。

私にとって母に頼ることが

かなり苦しいチャレンジだったのです。

母とは仲が悪いわけでは全く無く、

むしろその逆で。

友達のように仲が良い。

一日一大爆笑は当たり前。

笑いのツボが一緒だし、

くだらない話もたくさんします。

だけど、頼ることに抵抗があったのは

幼い頃についてしまった

思い込みが原因でした。

私は高卒で社会人になってから

お金を親から借りることを

したことがありませんでした。

なぜなら、

迷惑かけたくないという気持ちが大きいから。

お金を借りるとか、

お金を援助してもらうことに対して

”迷惑かけてしまう”

という思い込みを持っていたんです。

過去、実際に家族がお金で大変そうな状況を

見てきたこともありました。

その時の雰囲気が本当に深刻で。

両親が眉間にシワを寄せながら

話していた情景を思い出します。

お金があったら

欲しいもの欲しい時に手に入れられるけど、

悲しい状況にしてしまうこともあるんだと、

その時に感じました。

だから、家族を悲しませたくないと

その時に思ったんです。

前回の投稿で、私が書き出した幼い頃の自分が、

おとなしい、空気を読む、遠慮する、本音を言えない、

冷静、顔色うかがう、相手の望む自分でいようとする・・・

これ、ほとんどが母に対してのことなんです。

母の表情を見て空気を読んで

おとなしくしてたり。

母が望む自分でいようとしたり。

良い子で居たくて

本音を押さえ込んでいたり。

振り返って考えてみて

なぜだろう？なんで母なんだろう？

とずっと思っていました。

父に対して顔色をうかがうとか、

空気を読むとかしたことないんです。

むしろ言いたい放題で笑

思春期の頃なんて

「クソジジイ！」ってよく言って

怒られていました笑

けど、私が父に何を言ったとしても

父からは絶対に嫌われないし、無償の愛があると

信じて疑っていませんでした。

けどなぜ母に対しては

心底そう思えないのか。

ずっとモヤがかかっていたことが

今回の内観コーチングのおかげで

パーっと開けたんです。

私の父はもう他界しているんですが、

元々はものすごく亭主関白で、

家のことは一切手伝うことはありませんでした。

ところが、ある大きな出来事をきっかけに

父はものすごく変わったのですが、

それはまた別の機会に書きます。

父は仕事をして帰ってきたら、

お酒飲みながらご飯食べて、お風呂入って、

ソファに座って、夏は野球を見て、冬は相撲を見て、

時間になったら寝る。

でも日曜日は毎週どこかへ遊びに

連れて行ってくれていました。

家事は母が全部

やってくれていたんです。

醤油がない！と言われたら

母が急いで買いに行ったり。

〇〇取ってこいと言われれば

母が動く。

父は頭に血がのぼると

収拾つかなくなってしまう性格で。

お兄ちゃんと

つかみ合いになっていたこともありました。

私もビールぶっかけられたことあります笑

殴られそうになった時は

急いで母がかばいにきてくれていました。

でも父は母に対しては

絶対に手を挙げることはしなかったんです。

だから母はいつも間に入って

盾になってくれていたんです。

なので私は殴られたことはありません。

そんな母を見ていて私は

小さい頃から感じていたことがありました。

なんでこんな大変な思いまでして

父と一緒にいるんだろう？

母な幸せなのかな？

もっと幸せになってほしい。

当時は見えていることを

自分で勝手に判断して

母は幸せじゃないと決めつけていたんです。

だからこれ以上悲しませたくない。

大切なお母さんだからこそ

もっと幸せな人生にしてほしいと

子供ながらにずっと願っていたんです。

今はわかります。

母は自分で選んでいたこと。

母の幸せは母にしかわからないこと。

周りが決めることではないこと。

父と母が苦楽を共にしている姿を見て

母は幸せだったんだと今ならわかります。

だから思ったんです。

幼い頃の記憶が

潜在意識に刷り込まれているんだなと。

私の母への

辛そう、かわいそう、

幸せになってほしいという思い込みが

本当はそうじゃないんだよ！

ということをわからせるように

母に頼らないといけない出来事が

訪れたのかもしれないと思ったんです。

ギリギリまで

耐えて耐えて頼ることを避けてたけど、

母を頼ったらあっさりでした笑

私が一人で妄想を繰り広げて

もがいていただけだったんです。

全て思い込みだった。

お金の不安が、

母を不幸にしたくないという思い込みに

繋がっていたんです。

内観すればするほど、

表面上の悩みの奥底の思い込みに気づけて

同じことで悩むことから解放されます。