雑居ビルと呼ばないで!! | トミー稲垣のブログ

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通常、マンション事務所ビルでも

 

1階には店舗(飲食店・物販)のテナントが入居

 

することがよくある。

 


 

消防法には、1つのビル2つ以上用途に使われていると、

 

「複合用途防火対象物」(複合用途ビル)と規定している。

 

 

 

消防法では「複合用途防火対象物」という呼び名があるにも関わらず

 

あろうことか、消防署長が

 

新宿歌舞伎町のビル火災の取材で「雑居ビル」と呼んでいたのだ。

 

消防の専門家「雑居ビル」と呼ぶから

 

新聞・テレビ等のマスコミ及び警察も「雑居ビル」と呼ぶ。

 



雑居ビルという言葉からくるイメージは、

 

「ゴミゴミしていて汚い」

 

「いい加減な」「スラム化した」など、

 

悪いビルという否定的な印象を与え、偏見を助長している。

 




新宿歌舞伎町のビル火災で多数の死者が出て以来、

 

連日「雑居ビル」「雑居ビル」とマスコミが報道してからは、

 

イメージの悪さが最悪の状態に・・・。

 


ビルに入居している住居使用者にとっては大事な「マイホーム」であり、

 

事務所使用の会社にとっては仕事をする大切な「城」だ。

 

貸しビル経営者にとって

 

「ビル」は大切な財産であり、また貴重な商品である。

 



 

また、東京・新宿西口一帯にある超高層のビルは、

 

地下や1階、2階などに多数の飲食店や物販店が入居し、

 

上層階は事務所使用になっている。

 




これはまさしく

 

同じビルに2つ以上の用途が混在している訳なのだから

 

「雑居ビル」であるにも関わらず、

 

例えば「新宿エルタワー」や、「新宿NSビル」などのビル名称でマスコミ等は報道する。

 

中小のビルにも立派なビル名があるにも関わらず、

 

用途が2つ以上の場合はビル名で呼ばずに

 

「雑居ビル」と呼ぶのは、大きな差別問題だ。

 


 



 

もし中小のビルで、用途が2つ以上のビルを名前で呼ばないのならば

 

これからは必ず「複合ビル」と呼ぶべきだ!!!