時計の針を20年前に戻せるなら取りたい資格があります。それは「税理士」です。独占業務を持つ資格として魅力的だからです。
実際に私が20代の頃、税理士の資格スクールに通っていました。簿記一級までスムーズに取れたため気が緩んでしまい、とうとう税理士五科目のうち一科目も合格することができなかったのです。
会計事務所でも働いたことがあり、その仕事は決して嫌いなものではありませんでした。ただその頃は税理士の勉強に身が入らないのは魅力的な資格でないからだと思い、資格を諦めてしまったのです。
もしその頃に長期的な視野に立てる余裕があれば何としても税理士資格を取ったでしょう。その上でFPの資格を取っていたかもしれません。
AIの台頭でもしかしたらこれから税理士という職業は業務を縮小せざるを得ないかもしれません。単純な記帳代行であれば会計事務所に依頼するほどでもなくなるでしょう。
それでも豊富な税の知識を活かしたコンサルティング的な業務はまだまだ成長可能だと思います。もちろん今まで以上に勉強をする必要があると思いますが。
私が税理士受験に躓いたのは通っていた資格スクールの強引な営業のせいでもあります。11月の試験で簿記一級に受かり、1月から税理士科目2クラスを受けることを勧められたのです。
通常税理士のクラスは9月開講です。ですから4か月遅れで合流し、しかも2科目受けさせるというえげつない営業で、私のモチベーションは著しく下がってしまったのです。
もし20代の早い段階で税理士科目の一科目でも受かることが出来ていればその後は大きく変わったでしょう。それが時計の針を20年戻したい所以です。