FP独立奮闘記

FP独立奮闘記

FP関連のことから日常の些細なことまで綴っていきます。

Amebaでブログを始めよう!

 私の高校時代、洋楽で最も人気があったのは飛ぶ鳥を落とす勢いだったガンズ・アンド・ローゼスでした。普段音楽を聴かないような友達でさえガンズは聴いていました。

 

 

 その頃の楽曲は今現在も私のiPhoneの中に入っていますが、飽きることがありません。やはりロックンロールの開拓者だったと思います。

 

 

 そんなガンズから少し目をそらすとスキッド・ロウというバンドがありました。ガンズほどの知名度はありませんでしたが、かっこいい曲調で何曲かコピーしたりしました。ですが高校を出てからは全く聴かなくなってしまいました。

 

 

 それが数十年の時を経て聴いてみるとすごくいいのです。昔はガンズのほうが数倍好きだったのですが、今聴くと聴き劣りしません。

 

 

 残念なのは私が聴かなくなってからバンドが分裂し、オリジナルメンバーで出したアルバムは2枚だけということです。

 

 

 その2枚のアルバムですが、良曲の宝庫と言えます。大抵一枚のアルバムからは半分くらいしかiPhoneに落とさないのですが、スキッド・ロウのアルバムからは全曲落としていて、しかも飽きることがありません。

 

 

 昔コピーした曲でさえ「こんなにいい曲だったのだぁ」と感慨深く聴いています。本当にもっと多くの曲を聴きたかったです、聴けないのが残念でなりません。

 酒を呑むのをやめてから数年経ちますが、たまに呑みたくなることがあります。美味しいお酒が呑みたいというより、溜まったストレスを発散したいというときにです。

 

 

 悩み事や心配事があるとストレスが積もり積もっていきます。そういったものを一瞬忘れさせてくれるのが酒です。解決にはならないのですが、精神的に楽になることも多いです。

 

 

 ただ呑む量が多くなっていくとろくなことにはなりません。酒で失敗した人達を多く見てきました。そういう人たちは酒がないと生きていけないといいます。例え体を壊したとしても。

 

 

 そういった人たちの悪酔いに巻き込まれるのは大変迷惑なことです。そんな事が多かったから私はいまいち酒を好きになれないのかもしれません。

 

 

 でも一人で呑んで誰にも迷惑をかけない分には文句はありません。ただどこかでストッパーを掛けないと必ず人様に迷惑をかける事になります。そうなると人生をも台無しにしてしまいかねません。

 

 

 私はもう酒の酔った感覚とかを忘れてしまいました。この先も呑まずにいるでしょう。ただ時々痛飲してストレスを発散したいと思うことはあるのです。

 上橋菜穂子さんが書いた「孤笛のかなた」という本を読みました。呪者や霊狐が出てくる美しいファンタジーでした。

 

 

 話は川の領有権を巡って激しく憎み合う隣国同士とそれに関わる呪者やその使い魔たちの活躍を書いています。

 

 

 淡々とした感じで話が進み、やがて主人公の小夜の運命が分かります。その運命との戦いが見どころですね。

 

 

 正直言って私には物足りないところもありました。主人公が少女ということもあり、女性向けの小説なのかもしれません。

 

 

 登場人物たちの心理描写は丁寧なのですが、もっと呪術や魔法を使った戦いも見てみたかった。

 

 

 もしそれらの世界観が「指輪物語」のように確立されていたらきっと続編が読みたくなったでしょう。

 

 

 とは言っても読みやすい文章なのであまり読書が得意でない人も楽しく読めると思います。それでもやはり女性向けだと思います。