畑に行くと山羊がいる!
ロープを切って侵入したのだ。
大豆を美味そうに食べている。
「こらっ!」
畑をめちゃめちゃにして逃げていく。
あっ、芽がでたばかりの白菜が、ニンジンが、大根が!

やっと捕まえて小屋に入れる。
「めぇ~」とも鳴かない。
自分がどんな悪いことをしたのかまるでわかっていないのだ。
でも山羊の目を見るとついつい笑い出してしまう。
それだけによけいになさけない。
誰も怒る相手がいないというのは。

あらためて畑を見直すと、すっかり気落ちしてしまった。
春から育てたイチゴの苗が全滅。
イチゴは根が浅いので根ごと引っこ抜かれて食べられている。
わずかに数本根だけが残っているのがあったので、ここから生えてくるのを願うほかない。
*山羊はイチゴの葉が大好き。そんなにイチゴの葉って美味いのかな?
 いちど食べてみようかな?
 もっとも山羊は粗い葉や木の葉が好きなのであまりその味覚は信用できないけど。

大根の葉もやられていたがこれは回復しそうだ。
トウモロコシは数本食べられていた。
さすがにこれは大きいので食べ切れなかったらしい。
育ち始めたニンジンの葉。これは小さいので少しだけやられていた。
それよりも歩いて押しつぶされていたのが大分あった。
ルバーブ。見事に食べられていた。でもこれは回復しそう。

あらためて被害を見直すと、草をとってきれいにしてた野菜ほど狙われている。
これは山羊にとってはテーブルにご馳走を並べているようなもの。
山羊はただそれを食べるだけでいい。
ところが草ぼうぼうの畑だったらどうだろう。
草の中から見つけ出さないといけない。
収穫の手間がかかるのだ。
というわけで草ぼうぼうの畑や混植した畑ほど全滅の危機から免れる事が出来る。

これは山羊だけでなく他の害虫に対しても当てはまる。
単作で草がはえてない畑は真っ先に害虫から狙われて、全滅する。
単作農家にとってはこれは致命的な打撃になる。
こうして、最初無農薬でやってた人も次第に減農薬というわけのわからないものに移っていく。
一度減農薬をやったらもう歯止めがきかない。
どこまで薬を使っていいのかの規定がないからだ。

というわけで、今日の結論は、草取りはほどほどに。
珍しく、イチゴやニンジンの草取りをしてたのが敗因だった。

やっぱり、そう。
ぐうたらがいい。