9月28日市場概況 | ベンジャロンの日経225先物投資戦略

9月28日市場概況

昨夜の欧米株は下落、円相場はやや円高気味で84円台の前半、今日は中間配当の権利落ち日で権利落ち分が約63円、日経平均の今日の動向は107円安で、実質的には40円安程度。
政府が検討している追加景気対策と来週初に開かれる日銀金融政策決定会合で追加の金融緩和への期待も有り、円売り介入と合わせて株価下支え的要因となっている。実体経済の先行き懸念と政策発動期待、好悪材料の綱引きで株価もこう着状態をなかなか脱する事が出来ず。

為替の変動幅低下で為替要因による株価変動は収まっているが、今日の午後のように北朝鮮関連のニュースによる勧告市場大幅安の影響での日経下落などを考えるとアジア地域での地政学リスクが高まっていることには注意が必要。