寒いねぇ、超寒いねぇ。
さっとさんのところは、大雪だろうか?
改めて分かったんだけど、神戸の方が横浜より寒いんだよね。
帰ったら、同居人が寒い寒いっていってたけど、
こっち(神戸)の方が寒いもん。
でも神戸ってあまり雪降らないのよね?六甲山があるからかね?
横浜に戻る前、先週の月曜日のカーネーション。
なんだかぐんぐん伸びてるなぁ、と思ったんだけどさ、
昨日夕方1週間ぶりに見たらさ、
むむむ?さらに伸びてる?
12月に買ったほうは、枯れ始めてるけども。
(まあ1か月持ったんだから良しとするか(笑))
これ、咲くだろうか?実験君だな?
昨日はパナマの海務大臣、商船局長が領事と一緒にやってきてたんで、
ちょっと挨拶して引っ込んだら、
スタッフが、いやいやいや、コグさんいないと!ってデスクまで呼びに来たんで、
しょうがないから相手したよ。(笑)
あんたらもうちょっと英語どうにかしろや、パナマの人相手だったらスペイン語でも可。
こぐは公的には船員部門の人間なんだから、対外的には海務部門のスタッフが相手すべきなんだけどね。
大臣が、日頃の協力に感謝します、引き続きパナマ(船籍の船を)よろしくお願いしますって挨拶した後、
全員が、ボーっと黙ってるから(というか喋れないだけ?)、
弊社の方こそ、現地(外地)配乗会社(船員)の証書発給を、
日本で手配してもらえるようになって作業が早くなりました。大変感謝してます。
って挨拶返して、
昨年来、ガツン湖の水位が下がった影響で、通峡に遅れが生じていた件は回復したんでしょうか?って聞いてみたら、
地球温暖化による雨季の降水量の件ですね?何とか回復してきていますっていってたよ。
ここで中学校のおさらいです。
パナマ運河は太平洋と大西洋を結ぶ人工的に作られた海峡だけど、
太平洋と大西洋の水位に約7mの差があるため、ロックと呼ばれる水門で水路の区画を仕切って、
船を少しずつ押し上げていったり、降ろしていくシステムになってます。
この時に使う水は海水をポンプで引いてのではなく、中間地点にあるガツン湖っていう人造湖に溜まった雨水を用いてるわけです。
その人造湖の水は元は雨水なわけで、雨が降らないと運河が機能しなくなってしまうってわけなんですね。
お強になりましたか?(笑)
因みに、海水から汽水(海水と真水の混じった状態)、川や湖のような真水へと船が動く場合、
水の比重が重要なファクターになります。
海水の比重は約1.025、真水は約1.000。
だから海で喫水10mの状態の船がパナマ運河を通ってガツン湖に到達すると、船の喫水が約24cm上がります。
船の世界で24㎝の喫水差ってのは大きいんですよ。
荷物満載にして、喫水ぎりぎりのところを走っていたとき海水から真水に水域が替わったら、
座礁しちゃう(船底が海底に乗り上げてしまう)ってことですから。
パナマ運河は今話題の通りアメリカが造ったわけですが、運河には規格があります。
長さ約295m巾約33m深さ約12mというものです。
これを通れる最大の船をパナマックスと呼んでいます(約6万5千トンの船です)。
アメリカ海軍は大西洋から太平洋へ、軍艦をパナマ運河を通して動かしていたわけですが、
この規格のため、通せる軍艦の大きさに制限があります。
なので、太平洋戦争前夜、世界で作っていい軍艦の大きさはこれだ!とその大きさを(日本などに対して)示したわけです。
日本はパナマ運河とは関係ないので、大和を造れたわけですね。
とはいえ、すでに大艦巨砲主義は終焉を迎えていた、というのが現代の歴史観のようですが。
というわけでパナマ運河の意義は、そこで上がる利益以上に大きな意味があるわけです。
中国が権益を狙ってるのは事実ですが、やっと自国のものになった権益をパナマが離すわけがありません。
むしろ大っぴらに狙ってるのは米国であることは周知の事実ですね。昨日も会談あったようですが。
(いま日本に来てる場合ではないのではないですか?って大臣に聞いたら、
いや、だから日本に来たわけですよって、こそっといってました。
あれ、うちのスタッフたちは意味が解ってなかったかもしれないなぁ・・・
あ、その前にいってる言葉がわからんかったか?)
1時間くらい話して、それではって見送りに出たら、今度は領事がこそっと、
来週くらいに時間を作ってもらえないか?みたいなことを。
餃子屋とかですかぁ?って笑ってごまかしたけど、
あれ、こぐが先週うろちょろしてたお江戸のどこかに、繋いでほしいとかなんだろうなぁ。┐(´ー`)┌ヤレヤレ

