今日は雨だそうで。ストームグラスもすっかり曇ってしまいました。
夏はすっきり透き通ってるのにねぇ。
秋は物悲しいわぁ、っていうか秋なくて一気に冬突入か?
この時期になるとね、なんでだか遠い昔のことを思い出すんですよ。
休み明け、上野発の夜行列車に乗って、学校に戻るときのことね。
東北や日本海側へは、まだ上野が始発だった時代です。
特急北陸は高くて乗れないんで、いつも急行能登でした。
上野から富山まで9時間ですよ。ボックスシートで。
14系B寝台車も繋がれてたけど、入学式の日しか乗ったことなかったなぁ。
あれ?卒業式の日もだったか?
昼間の特急ってなかったのかもしれないな?
飛行機は1回乗りました。富山から羽田まで。祖父の葬式のときだったなぁ。
学生だったし、まだカードってあまり普及してなかったので(多分)、
教官からお金借りて横浜まで帰ったのでした。
夜行列車にまつわる思い出はいろいろあるけれど、
今日はその話じゃなくて、富山弁、の話なんです。
今朝、いつものように朝ごはん食べ終わって、お茶飲みながら某放送協会の番組見てまして、
そしたら高知の方がタイで子供たちに絵本の読み聞かせをしてるっていう話だったんですね。
なるほどなぁ、世の中いろんな人がいるんだなぁと見てたら、
その人が喋る言葉が、どこかで聞き覚えがある言葉なんですよ。
あれ?って思ったわけです。
~おるが、とか、~っちゃ、って語尾に付けるんですね。
いわゆる土佐弁なわけです。
牧野博士の朝ドラ見てた時も聞いてたはずなんだけど、その時は意識してなかったんですが、
これ、富山弁と一緒なんですね。
あんたっちゃ、なにいっとんが(け)、なんて感じで使うわけです。
気になってググってみたら、おお!結構世の中の人も同じこと思ってたんですね?
土佐弁と富山弁って括りがいくつも出てきました。
どうも、言葉ってのは京や大阪の商人たちの言葉が各地に広まっていったようですが、
その過程で、土佐高知と越中富山はほぼほぼ同じ距離にあって、
同様の言葉となったというのが説のようです。へ~そうなんだぁ?
そういわれてみれば、松本清張の砂の器でも、東北(秋田)弁と出雲方言が似ているというのが事件のカギになってましたね。
湘南の方の方言で、だべ、って使いますが、あれは東北弁と似てるのかな?いや北海道弁か?
(こぐは、だべ、とはいいませんが(じゃん、です(笑))、義兄は、だべ、っていいます)
この場合、どういう経緯なんでしょうね?
北海道へは船で行くんだっただろうから、時間的距離なのかな?
温泉たまごさんみたいに、各地に住まわれてきた方だと、いろんな方言を知ってるものなんでしょうか?
ブログは方言では書きませんけど、普段のお喋りを聞いたら、
え?この人、こういう喋り方するんだ?っていうブロ友さんが居るのかもしれませんねぇ。
想像してみると、ちょっと楽しいな。

