怪獣を連れて、横浜こども科学館に行ってきました。
ホントは12月に遠足で行くはずだったんだそうですが、熱を出したので行けなくて、
本人もとても楽しみにしてたのです。
展示物は、子供(小学生が主体だと思います)が興味を引くように作ってあって、
とても面白い物ばかりでした。
でも、怪獣には何も面白くなかったんでしょうね。
9歳になっても実態は4歳児相当なんですから。
思ってたのと違うっていうところでしょうか。
重力体験とか、光のプリズムを見ようとか、何しろ面白い物ばかりあるんですよ。
でも怪獣に取っては、ただのアスレチックでしかないんですね。
ちょっと、何かやってみたいなというそぶりを見せることもあったんですが、
じゃあ、並んでごらん?とか、じゃ、貸してっていってごらん?っていうと、
大丈夫、とわけわからない返事をするのです。この時点ですでにこぐ、イライラ来てます。
大丈夫ってのは何?やりたいのかやりたくないのか?どっちなんだ?と。
多少空気は読むものの、あくまで自分主体なので、
エレベーターに乗ろうというばかり。
エレベーターに乗るのは良しとして、どこの階の何を見てみたい、とか、
まず一番上に上がって、あと下がりながら展示物を見よう、とか、
全く何もないんですよね。
プラネタリウムはどうかな?って思って見せたんですが、
45分何とか座ってられるっていうだけで、ずっと独り言をいったり、
(これは)何してるの?と聞いてきたり。
静かにしてなきゃいけないんだよといっても、わかったといって5秒後には鼻歌歌い出す有様です。
見終わったら、じゃ、帰ろうか!帰ってスイッチやろっか!と。
分かった、帰ろう、ってバスで帰ってきました。
こぐ、一言も口ききませんでした。口を開いたら、相当ひどいことをいってしまいそうだったので。
怪獣も、さすがにまずいと思ったのか、
連れて行ってくれてありがと!とか、
おもしろかったね!とか、話しかけてくるのですが、
こぐは、そういうおもねる態度は嫌いなので、猶更機嫌が悪くなるわけです。
家に帰ってから、同居人に、何かつまんなかった、といってました。
こりゃあ、お互いに不幸な一日だったなってつくづく思いました。
夕飯に神戸餃子を焼いたのですが、食べたくない、ゲームやりたいと言い出し同居人にまで怒られ、
慌てて食べだしたのですが、作ってくれてありがと!すっごい美味しいよ!とこれまた思ってもないことをいってました。
怪獣なりに気を使ってるんでしょうが、不愉快になるばかりでした。
怒られた後、または怒ってることを察した後、少し、ホンの5分ほどは殊勝にしてるのですが、
発達障害児ゆえ、すぐまた同じことを繰り返します。
同居人はこぐほど我慢しない人なので(何しろ毎日なので)、
もう。おうち(下の小僧のいる自宅)に帰りなさい!といわれ、
いやだ~帰らない~と泣き叫びます。ホトホト疲れてしまいます。
ホントは怪獣も、そういうことがあるたびに、心の中に小さなとげが刺さってるんだと思います。
とげが抜けないまま増えていったら、きっともっと悪いことになるのでしょう。
でも、こぐも同居人も聖人君子ではないんです。なんで実の親が面倒を見ない?とさえ思わされます。
こぐが居ると甘えてしまうのかもしれないな?
さっさと神戸へ帰るべきだったのかも?とも思いました。
これから先、どうやったらお互い楽しく暮らして行けるのか、難しい課題です。
新年早々、あまり楽しくない話題で済みませんでした。
それでも今日も、昼過ぎから3人で京急ミュージアムに行く予定にしています。
この試練、乗り越えられるかなぁ。




