
海外向けの生ごみ処理機を輸出してきたのだね。
もう、何でもかんでもこぐの仕事なのだ。以前、海外事業のセクションにいたこともあるけど、
今は一応船舶部門所属なんだが・・。
安全保障に係わる、つまり戦略的物資ではないか云々って指摘されたりするんで、
新たな機械系製品を輸出しようとするときは、いろいろ準備が必要なんだな。
でもって、うちには、そういうの詳しい奴がいないんで、こぐが行ってきたのだ。
カーボンとかケブラーを輸出してたころ、経産省にも出入りしてたんで、ちょっとは知識があるからな。
その工場で、自動販売機の部品を見せてもらったり、
コンビニのドーナツ入れるショーケースの部品見せてもらったり、
はたらくおじさんコーナー的で面白かったのだ。
なかでも、へ~?!って思ったのが自動販売機の仕組み。
あれ、中は冷蔵庫もしくは暖房機になってると思ってたんだけどさ、
ぜ~んぜん違うんだね?むしろエアコンなんだね?
缶を入れる。そのシーンは誰でも見たことあると思うけど、縦に同じ種類の缶が並んでる。
下のほうから売れていくわけだな。重力を使ったアイデアなのだ。
ところで、暖めたり冷やしているのは、その下のほう、10~数本分でしかないことを知っていたかね諸君?
その部分にだけ、温風もしくは、冷風をぶち当てているのだよ。つまり熱交換作用も利用しているんだな。
簡単にいうと、風呂上りに冷たいビールが飲みたい!と、
風呂に入る前に冷凍庫に入れた缶ビールと、風呂を出てから氷の上を転がした缶ビール、
どちらが冷たいか?っていう理屈だね。
物は、温度差があると一定の温度を保とうとする性質がある。
だから氷の上を転がすと、接している面が冷えたり温まったりするんで、より早く温度が下がるんだね。
つまり、缶を転がさないで、まわり(この場合は冷機気か暖気)を動かしているわけね。
しかもだね、各ラックごとにセンサーがついてて、ん?このラックの飲み物は良く売れるな?
っていう感じに認識して、ここのラックは10本分冷風を当てよう、とか、
ここはあまり売れないから、3本分にしようとか、調節してるわけ。すごいと思いませんか!?
だから、あまり人が買わない飲み物を、友達と一緒に何本か買っちゃうと、
あの~、僕の冷えてなくてぬるいんですけど・・・。っていう羽目になっちゃうのだぁ。(((*≧艸≦)ププ
どうですか?たまにはこぐの雑学ブログも役に立ちませんか?≧∇≦ブハハハハハ