
下の小僧が、復学しようかな?、と言い出した。
結局、ほぼ毎日家に来るんで、学校休んで子供の面倒見ているっていう状態でもないんだな。
学校に電話したら、いつでも戻ってきていいと言われたらしい。
ただ、また復学しますといわれても、校長の許可取ったり、届け出たりしなきゃいけないんで、
じっくり相談してから決めて欲しいと言われたらしい。
学校側は、奴が戻ってきやすいように、2年のクラスも、そのまま担任を残しておいてくれてるんだそうな。
前にも書いたけど、下の小僧は小学校高学年から中学にかけて、
勢力を伸ばすために戦いに明け暮れたので、おつむがくるくるパーなんだな。
(大体何の勢力だというのだ?昭和40年代の岸和田とか広島じゃないんだから)
偏差値はこぐの半分以下っていう状態。ビリギャルもびっくりなのだ。
だから行ってる学校も、全日制の定時高校だ。昼間の定時高校だな。
生徒の半分は下の小僧と同じ生き方をしてきた子で、残り半分は引きこもっちゃった子とかね。
けど、まあ皆仲良くやっていて、楽しい学校らしい。
おそらく先生たちの努力なんだと思う。
そういう子達ばかりの教育に携わってきた人が、集められているんだと思う。
(下の小僧の入学のときにできた新設校なのだ、但し校舎はお古のぼろぼろ学校だけど)
下の小僧の考えは、どうせぶらぶらしているんだったら、学校に通って、
さっさと3年で卒業して、それから育児に専念したほうがいいのではないか?ということらしい。
これは、こぐもある意味親として同感でもある。
1歳くらいまでの子供はあまりいろいろわからないだろうから、今のうちに集中して学校に行ってしまうというのは、いい考えにも思えるし、
同居人も赤ん坊を寝かせている間に家事ができるから助かる。
下の小僧が卒業したら赤ん坊は2歳だから、それからついていてやるというのは悪くないんじゃないかと?
一方、旦那の考えは違うようだ。
物心もつかない赤ん坊だからこそ、常に母親がそばに居てやるべきで、
自分たちの、稚拙な考えと行動からこうなったのだから、
親が二人とも、少しずつ子供のために、自分の事は我慢するべきではないかという考えだ。
これまたこぐは、大いに同感できる。自分らの責任は自分らで背負うべきなのだ。
だからホントは、ちょくちょく家に来てしまってはダメなのだな。
どうしても同居ん人に頼るし、同居人も面倒見たくてしょうがないのだから。
だから旦那は、下の小僧が実家に入り浸るのを好まないようで、
これまたこぐもそういう時期があったからよくわかるんだな。
何が正しいのかよくわからん。
そもそも、正しくないことから派生しているわけだしな。
親としての考えを全て切り捨ててみると(これ男親にしかできない思考だと思うけど)、
ともかく、勉強だけは続けないと、人間どんどんレベルが落ちるっていうことだな。
学校を休むのならそれでもいいが、何らかの形で勉強を続けないと人間はダメになる。
考える葦であるといった先人がいたが、向上心を持ち続けない人は、
既に人ではないというのがこぐの持論だからなんだけどね。
だんなは、下っ端だから仕事が忙しいのもあるけど、休みの日も学校には行かないし、
何とかして行こうという努力もする気がないようだ。(彼も定時高校なのだが)
その点が非常にこぐの不満ではあるんだけど、
まあ自分の人生じゃないしな、という、こぐ一族特有の感覚があって、
積極的に係わらないようにしているんだけども。(これが同居人には不満らしい、娘がかわいくないのか!みたいな)
これからも、いろんなことでそうやってぶつかっていくと思う。
が、背中を向けずに、そういうときこそ突っ張っていきゃいいんじゃないかな?
決めたことには、全力で応援するよ、っていうのがこぐの結論なのだ。