
あ、それ、うちですわ。
某放送協会の音声技師を勤めている弟が、もう要らなくなったって、DVDプレーヤーと、DVDレコーダーをくれたわけね。
1階(こぐ家)でレコーダーを使って、2階(こぐ母家)でプレーヤーを使えばいいじゃないか?というわけよ。
さっそくこぐは、付いていたビデオデッキをはずして、レコーダーを付けてみたね。けど、こぐもいまいちわかってなかったんだな。
ドラマなんかを、後で見ることを目的に取っておきたいときは、いちいちDVD-Rに落とさなくても、十分なハードの容量があるのだってことを。
あと番組予約も、時間指定じゃなくて番組指定とか、オートってとこが曲者なのね。番組データのダウンロードタイミングが悪かったのよ。
ビデオと同じ感覚で録画しようとした同居人が、これ、よくわかんない、と、ビデオデッキの復旧を要求。こぐも、ある意味同感だったので、レコーダーはずしました。あとで、弟に聞いて、いろいろ説明受けたけど後の祭りだわ。
けどね、読者の皆さん、お待たせしましたよ!
もっとすんごい人が、この屋根の下には、いたんだわ。
接続は、休みで来ていた弟がやってくれたらしい。
で、折からの正月番組ばかりで、見るものがなかったのか、やおら、弟が録画しておいた映画を見ようとしたんですな。
「こぐ、フィルム見れないんで、何とかしてほしいんだけど!」
っていってきたよ。
フィルム?なんのこっちゃ?と思いつつも、こぐ母のところへ行くと、DVDプレーヤーの電源が入っておった。
「これ、DVDじゃん?フィルムじゃないじゃん?ディスクじゃん?」
「そう?いいから見れるようにしてよ!」
「あれ?これ、DVD裏返しじゃん?これじゃ映らないよ?」
「そう?いいのよ、B面から見るから!」
あの、これ、レコードじゃないんだけど・・・。
この人、初めてCDを使ったときも、「何でいきなり早回し(早送りの間違い?)になるのよ!」と、のたまったことありますわ。
不意に、ビデオデッキを使い始めた頃にも、同じようなことがあったのを思い出したよ。
「こぐ、テープ見れないんだけど、直して!」
テープ?なんのこっちゃ?と思いつつも、こぐ母のところへ行くと、ビデオデッキの電源が入っておった。
「あぁ、ビデオね。どれどれ。あれ?あれ?出てこないよ?入れたんだよね?」
「入れたわよ!ちゃんと!」
ビデオテープを入れるフタっていうのかな、あそこが変に開いてるんだよね。
「ん?テープ部分が、こっち向いてるぞ??」
「なによ~、ちゃんと入れたわよ!」
仕方がないので、ビデオデッキを取り出し、ねじをあけてみたら、確かに入っていましたわ。裏返しだったけど・・・。
無理やり突っ込んだ模様でしたわ。よく入ったな・・・。
「これじゃ見れないよ。」
「そう?じゃいいわよ、見ないから!こぐ、壊さないでよね!」
あなたが壊すんでしょうな・・・。ビデオも、この家も・・・
(DVD:「どーんとヴァーンとどうよ?」っていったのは、こぐ母の影響をもろに受けて育った、こぐの下の弟です)