
あしたも平和であるために
あなたに見てほしい絵が ここにある。
68年前に終わったあの戦争に徴兵され、残心多々に戦死した前途有為な画学生達。
彼らの生命は絶えても、作品には今もいのちが宿っている。
機会があり、観てきました。
戦争中、数多くの若い生命が戦地に駆り出され、戦場のツユと消えました。
そうした中には、画家になることを一心に夢見た画学生達もいました。
当時の東京美術学校(現東京芸大)、現在の武蔵野美大、多摩美大に分かれる前の帝国美術学校に在籍していた学生、あるいは独学で絵を学んでいた前途ある絵描きの卵たち。
戦争に駆り出されるその日まで、出かける数時間前まで、絵を描いていた若者、また戦争から無事に帰って絵が描けるのを夢見ていた若者.....。
たくさんの絵画と、彼らの遺品、彼らの戦地からの葉書、死亡通知書....などが展示してありました。
上手く表現できませんが、戦争の不条理、平和であることの大事さを痛いほどに感じます。
今、憲法9条について色々と議論がなされていてタイムリーさもあり、思うところがありました。
絵画の横の補足に、戦死した場所と年齢が表示されているのですが、みんな21歳ぐらいのホントに若者ばかりで、悔しいような、腹がたつような....何とも言えぬ気分になり、心がとても痛くてしかたなかったです。
たった一枚のペラペラの死亡通知書が私の頭にずっと残り、こんな紙切れを一枚もらい、家族はどんなに辛かったのだろう.....と想像なんてとても出来ないけど、ただただこの日本という国の現実で、歴史なわけだから、ずっと忘れずにいなきゃと強く思いました。
絵画もどれも本当に素晴らしくて、それぞれの故郷のよき風景が描かれていたりして、こんな優しい色で、優しい絵を描く人に、戦わせるなんてな....と、絵を描くような人は繊細な心を持つ人が多いから、きっと戦うなんて、殺しあうなんて、どんなに辛労辛苦だったか...。
夢を見て、それに向かっていけることが、どんなに幸せで有難いことなのか。
支離滅裂に書いてきましたが、そんな色んな気持ちにさせてもらい、やはりテレビやネットからの情報だけじゃなく、実際にこういう場所で絵や他のものに触れ、自分の心を動かすことは、歳をとればとるほど大事じゃないかなと、また勉強になりました。
人間はよくも悪くも、忘れていくもので、私もその時は強く思っていて、その時感じた感情や記憶も鮮明に残っているのだけど、また普段の日常の中で薄れてしまっていくのもまた事実で....。
なので、繰り返し繰り返し、なのかなと最近は思っています。
色んな感性や、思いが薄れてきたら頑張って色んなことをし、磨き、薄れてきたことを感じられる心の余裕も日々大切にしなきゃいけないなと。
とても、有意義な時間を持てました。
そういう機会をくれて色んな方々に感謝を....。
「無言館」ものがたり/講談社

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最近のお気に入り

やばいね、カッコよ過ぎる

こういうおばちゃんいいね~

ギターといい、声といい、最高

最近、ちょっと感覚が普通になってきていたから、もう少し感性をゴシゴシ磨かなきゃ....

しかし、久々にまたギター弾きだしたら、左手の人差し指の皮がめくれた....

でも、楽しい~













『紅葉亭』


