つゆ草のうえにつゆがとまっている姿を、なかなか目にすることがないけれど、つゆ草は、毎朝、夜のうちにふったつゆをためていることだろう。

 

つゆ草のつゆは、一日分の悲しみがこめられているような気がして、つゆ草は、その悲しみをすいながら悲しみをあの可愛らしい花の色にかえているのだろうと。

 

わたしも、悲しみをたくさん知っているけれど、悲しみをすうからこそ美しい姿になることをつゆ草から教わったから、いつか美しい姿になれたらいいなあ。

 

(2026.09.25 by KIKO.SHIRAISHI)