ヤンデレブームの火付け役となった"School days"EDテーマの一つ。
日替わりでEDが変わるあの番組で、ダントツで一番重い歌。
自身のアルバムにも再録版が収録されています。
ピアノと弦楽器の切なげな前奏からはじまるこの曲の出だしは、歌詞もまた重く始まります。
「痛みが胸を刺すの
それでも嘘重ねた」
ここだけ聴いても、すでに胸が痛くなって来ます。
友達の彼の事が好きで、つい流されてその彼と関係を持ってしまい、引き返せなくなってしまった少女の物語。
全編、許されない愛情や不安、罪悪感などの負の感情で描かれ、聴いた人はとてつもなく重く哀しい気持ちになる事でしょう。
それだけの力が、この曲に込められています。
この曲に初めて触れたのは、毎年恒例のオールナイトアコースティックライブ
"影山ヒロノブ・遠藤正明・きただにひろしの『ゆかいな仲間たち』コスってコスって 300分"
この日のMVPは間違いなく彼女でしょう。
もちろん他の出演者たちも素晴らしかったのですが、彼女の熱い歌声は凄すぎました。
冒頭部分で曲にのめり込み、すぐに涙が溢れて来ました。
友人を裏切ってしまった罪、止める事の出来ない感情。
「好きになる事に怯えていた
好きになる事で傷付けた」
好きになってはいけないと知っていたはず。
全てを失うと知っていたはず。
それでも好きになってしまう切なさに、涙を落とします。
時は流れても、罪の痛みは消えぬまま。
「あの日が輝くのは
今も好きだって事なの」
忘れなければならない気持ちもまた消えぬまま。
思い出しても辛いだけなのに。
「愛されなくても愛したくて
愛すれば愛されたくなる」
想いは膨らむ一方、答えの無い輪廻。
先に進む事も後戻りする事もできない。
「叶うならもいちど逢いたい・・・」
その少女の涙の理由は、永遠に消えない罪と愛情。
あの時のみな実さんの歌声には、ただならぬ重みがありました。
歌の前後どちらかにこの曲の歌詞についてコメントしていましたが、ものすごく思い入れが強いようです。
確か、2番のサビについて話していたと思います。
報われない想い。
度合いはさまざまでしょうが、誰もが経験する気持ちではないでしょうか。
そんな気持ちを歌声に込めた。
だからこその、あれ程までの熱い歌声だったんですね。

