乗務日記【2011年03月27日】 | バス運転士の“公私混同”&“本音と建前”日記

バス運転士の“公私混同”&“本音と建前”日記

地球1周分の距離を『約2年』という歳月をかけて路線バスで走る運転士である富蔵(とみぞう)が“公と私を混同して綴った物”を記事として公開させていただいております。

■乗務年月日及び曜日
2011年03月27日(日)
■天候

■本日走行距離
115.2km
■本年累積走行距離
5112.1km
■道路混雑状況
某駅付近のみで激しい混雑有り
■車内混雑状況
激しいまでの多客は無し
■乗務車両型式
①PKG-RA274KAN(ワンステップ)
②PKG-RA274KAN(ワンステップ)
■車両状況
異状無し
■運行状況(早出庫及び入庫遅れや増減回等)
異状無し
■遺失物の有無
無し
■勤務
本務(一部変番有り)
■出庫(乗務員交代)時刻
9:14
■入庫(乗務員交代)時刻
21:39
※出庫(乗務員交代)時刻から入庫(乗務員交代)時刻までの間には中休が最大で二回含まれている場合がございます。また、乗務の他に予備勤務として車庫整理や増便対応や車検回送やバス停清掃等をしている場合もございます。
■中休の回数
1回
■自己採点
悪☆☆☆★☆良

■表題
恐縮です
■本文
◇1本目(5時間32分)
某駅へ回送出庫。
以前は散々走っていたのに最近はご無沙汰だった路線に乗務しました。とはいっても調べてみたらわずか10日振りでしたが…。
路地からの割り込みが有って昨日と同様にヒヤリとしました。出てくるかもと速度を落としても出て来ないので加速した途端に出てくるという息の合わない感じが嫌でした。
某駅で乗務員交代。

~1時間58分の中休~
家族乗車証の有効期限が迫っていたので父と母に車で持ってきてもらい合流したので旧券を返納して新券と引き換えをしてきました。
出庫ルートが混んでいて発車時刻に間に合わないと嫌なので余裕を持って早目に出庫点呼を受けたら点呼執行者から褒められて良い気持ちでバスの所まで行くとメインスイッチが入っていて輪止めまで外されていて予備勤務をしていた班長がバスを移動しようとしていました。「汚いから洗車機に通そうかなと思ったんだ」と言うので「いやいや、大丈夫っスよ!」とやんわり断りました。それにしても早く点呼を受けすぎたなと思ったのでタバコを一本吸ってから出庫する旨を班長に伝えると「出庫まで余裕有るの?その間に洗車機に通しておくよ!」と言うので断りきれずにお言葉に甘えてお願いしてしまいました。班長に自分のバスを洗車させている間の一服は落ち着かないし申し訳無い恐縮な気持ちで複雑でした。喫煙所に来た先輩からは「班長に洗車させて一服かよっ!偉くなったなぁ!」という嫌味混じりの突っ込みまで入れられて苦笑い。でも綺麗な車体のバスを見たら気持ちが良くなりました。この班長はバスが好きな様でかなり詳しいです。バスを愛する故に綺麗にしていたいという思いからの行動に感動を覚えました。上から目線な感じで申し訳無いですが上に立ち後輩の手本となるべき立場に相応しいなと感心しました。見習わなきゃな。

◇2本目(4時間55分)※運休中の路線に乗務予定だったので変番乗務
某駅へ回送出庫。
そんなこんなで洗車機に通したばっかりで濡れたバスで出庫しました。出庫ルートは予想と反して空いていました。
営業運行中も某駅付近で混雑が有った以外は概ね良好で両起終点に於いて発車遅れは一度も無く巻きもかなり確保出来る事が多くてスムーズな運行となりました。
辺りが暗くなってきて長い直線で先頭を走っている時に車内ミラーを見ると当たり前ですがお客様が乗っていて俺はバスの運転士なんだなぁとか幸せだなぁという稀に感じる気持ちになりました。何かの拍子にこういった気持ちになる時が今でも有ります。一日でも長く続けられる努力を惜しまずにいきたいなと改めて思いました。
某駅から回送入庫。