新車導入により試運転教習 | バス運転士の“公私混同”&“本音と建前”日記

バス運転士の“公私混同”&“本音と建前”日記

地球1周分の距離を『約2年』という歳月をかけて路線バスで走る運転士である富蔵(とみぞう)が“公と私を混同して綴った物”を記事として公開させていただいております。

先月25日に新車導入の為、車庫内および公道を短距離走ってみるという試運転教習を受けました。新車はオートマ車の為、オートマ教習と呼ばれていました。
ノンス『ト』ップバス(Non-Stop Bus)-新車参考画像①

▲参考画像。三菱ふそうの新型エアロスター。


運転操作方法や現存の車両との相違点及び注意点を教わりました。自分の意思とは反するギアチェンジが自動的に行われてしまうので違和感が有って気持ち悪かったです。また、加速時よりも減速時の衝動が大きいので更なる車内事故防止に努めなければならないという印象でした。普段ギアチェンジの為に使う左手左足を使わないのにも関わらず自然に動いてしまったり手持無沙汰だったりで困ります(笑)。クリープ現象も有るので信号待ちでは要注意ですね。ブレーキペダルから足を離したら進んじゃいますからね。乗用車と同じですが乗用車を普段から乗らない富蔵は怖いです。乗合自動車の安全基準に沿ったものであるそうですが、運転している感が軽減されるのは運転が好きな身としては残念でなりません。今後、三菱ふそうはオートマ車のみ製造していく方針だそうで個人的には困惑しています。…という事で、富蔵の一番好きなメーカーは?と聞かれたら今度からはUDトラックス(旧日産ディーゼル)と言うようになるでしょう(笑)。今日、車交さえなければ乗務予定なのでせめて楽しさを見出してこようと思います(笑)。