乗務日記【2011年01月29日】 | バス運転士の“公私混同”&“本音と建前”日記

バス運転士の“公私混同”&“本音と建前”日記

地球1周分の距離を『約2年』という歳月をかけて路線バスで走る運転士である富蔵(とみぞう)が“公と私を混同して綴った物”を記事として公開させていただいております。

■乗務年月日及び曜日
2011年01月29日(土)
■天候

■本日走行距離
113.4km
■本年累積走行距離
1782.9km
■道路混雑状況
一部区間で混雑有り
■車内混雑状況
夜は多客有り
■乗務車両型式
①KC-MJ218F改
②PDG-KR23J2
■車両状況
DPD警告灯点灯
■運行状況(早出庫及び入庫遅れや増減回等)
出庫ルート上で混雑が発生していた為に早出庫10分。
■遺失物の有無
有り(ノート)
■勤務
本務(増務有り)
■出庫(乗務員交代)時刻
9:04
■入庫(乗務員交代)時刻
20:28
※出庫(乗務員交代)時刻から入庫(乗務員交代)時刻までの間には中休が最大で二回含まれている場合がございます。また、乗務の他に予備勤務として車庫整理や増便対応や車検回送やバス停清掃等をしている場合もございます。
■中休の回数
1回
■自己採点
★★★★☆

■表題
7時間の孤独に耐える
■本文
車庫内からなかなか出られずに出庫時刻を過ぎてから出庫しつつ僻地まで回送出庫しました。
今日は昨日、化けてから少し走った路線と同じで一台運行の新人路線。僻地で間違い無く巻きが10分程度確保出来るので嫌いではないのだが何と言っても孤独感が半端無くて寂しくなってしまうという難点が有る。
回送経路中で他車事故が発生しており僻地には発車時刻ギリギリに到着しました。3名ほどのお客様がイライラしている様子でお待ちでした。ごめんなさい。
1周目は混雑区間で思いの外、時間が掛かり遅れ運行となりました。折り返しの発車は定時。バス停発進後にお年寄りの女性達(別々の方向から二人)の駆け込み客を認め、一台運行という特性を考慮して再停車して便宜乗車させたところ車内で他のお客様に「助かったわぁ。普通なら止まってくれないのに親切ね!」と言ってかなりご満足いただけたようでこちらも嬉しかったです。
2周目は同じ混雑区間で混雑が増大していつつも後半で取り戻し、折り返しは定時発車。
3周目も引き続き混雑区間で激しい断続的渋滞が続いていました。今日はしはらく混雑が続くと予想しました。
4周目はお昼過ぎになり、混雑区間の距離が半分程度に縮んでいて混雑が緩和されておりわりとスムーズな運行となりました。にわか起終点の某駅で他路線のバスに遭遇してほんの少しだけ孤独感から解放されました。
5周目は混雑区間が再び酷い事になっていて遅延運行となりました。発進後にミラーで停留所付近を追うと人がいました。ドアを閉めてから来たのだろう。他の事業者との共同区間で本数が多いから後車がすぐ来た事を祈る。進路を譲ってくれる一般車の方(右後方)ばかりに気を取られていた事を反省。発進する際に再度見る事を怠った事に起因するものであり何ら弁解の余地は無い。
6周目は混雑区間が相変わらず酷かったです。某駅からスカートの短い女子高生が乗ってきました。一番後ろの真ん中に座る。だけならまだしも足を開いているので車内ミラーが見辛くて苦労しました。座る時に足を閉じる習慣の無い富蔵が言うのもなんですが、車内事故防止にご理解とご協力をお願い致します。
0.5周走って某駅で乗務員交代をして入庫しました。これで7時間の孤独乗務に終止符を打ちました。長かった。

~1時間13分の中休~
出庫ルートで混雑が発生していた為、10分の早出庫指示が出て1時間03分に中休時間が減る。

中休後は増務です。
某駅で乗務員交代。
1周目は幹線道路との交差点付近で渋滞が発生しており起終点の某駅では着発となってしまいました。
2周目からは順調な運行となりました。
3周走ってから回送で入庫しました。