乗務日記【0514】 | バス運転士の“公私混同”&“本音と建前”日記

バス運転士の“公私混同”&“本音と建前”日記

地球1周分の距離を『約2年』という歳月をかけて路線バスで走る運転士である富蔵(とみぞう)が“公と私を混同して綴った物”を記事として公開させていただいております。

■日付
2010年05月14日(金)
■天候

■本日走行距離
90.9km
■本年累積走行距離
7956.8km
■道路混雑状況
朝の幹線道路は上下線共に混雑
■車内混雑状況
上り線のみ立ち客多し
■車両状況
異常なし
■勤務
本務
■出庫(乗務員交代)時刻
6:43
■入庫(乗務員交代)時刻
20:04
※出庫(乗務員交代)時刻から入庫(乗務員交代)時刻までの間には中休が最大で二回含まれている場合がございます。また、乗務の他に予備勤務として車庫整理や増便対応や車検回送等をしている場合もございます。

■自己採点
★★★★★

■表題
松茸のお吸い物の臭いに包まれて
■本文
幹線道路の某バス停から40歳前後の女性が乗ってきました。その女性が運賃を払う時に松茸のお吸い物の香りがしました。最前列の席に座ると香りから臭いに変わり松茸のお吸い物の臭いに包まれながらハンドルを握っていました。朝飲んだのか?香水なのか?は分かりませんが集中力を絶やさないように必死でした。

出庫する際にホイルパークを解除しても動き出さないので慌てて整備士さんを呼びました。エアーが抜けていて空気圧が低すぎるのが原因でした。警告音は鳴らなかったけど落ち着いて警告灯を確認していれば気付いたし点検時にエンジンの始動確認を省かなければ…。こんな初歩的な事で整備士さんのお世話になった事が恥ずかしい。基本動作の重要さを痛感した出来事でした。

前を走る乗用車がサイドミラーを畳んだままの状態で延々と走行していました。気が付かないという事は普段からサイドミラーを見ていない証拠。サイドミラーを一度も見ないで車を運転出来るんて考えられない。

午前中は渋滞がひどかったですが午後は比較的順調で巻きの時間も確保出来、満足のいく乗務が出来ました。