面影 | バス運転士の“公私混同”&“本音と建前”日記

バス運転士の“公私混同”&“本音と建前”日記

地球1周分の距離を『約2年』という歳月をかけて路線バスで走る運転士である富蔵(とみぞう)が“公と私を混同して綴った物”を記事として公開させていただいております。

目が見えないのに君をモニター越しに探す

君から僕の姿は見えていますか?

何が起きても平等に流れる時の中で生きています

変わってしまったら裏切ってしまうから

記憶を限りなく丁寧に埋めて

余すとこなく知り尽くして

飽和した気持ちを覚えて


一日の終わりを告げるアラームが耳の奥で鳴る

僕の気持ちは君の心に届いていますか?

どんな人も変わらない気持ちで想い出に触れています

忘れようとしたことさえ忘れて

変わり果てた事実を認めて

いるはずのない君を探して

砂山に白旗を立てて