帰りの電車に乗車中 | バス運転士の“公私混同”&“本音と建前”日記

バス運転士の“公私混同”&“本音と建前”日記

地球1周分の距離を『約2年』という歳月をかけて路線バスで走る運転士である富蔵(とみぞう)が“公と私を混同して綴った物”を記事として公開させていただいております。

富蔵の実家の最寄り駅のホームには「電車のドアはここを目安に来るよぉ」という親切な目印が各扉毎に左右に2個有る。

富蔵はまだホームがガラガラな時から並んでいたので一列目に並んだ。「左」の目印の所に立っていた。特に意味は無いけれど。当然、富蔵の横に並ぶ奴は右の目印の所に並ぶわな。
しかし!あろうことかエナメルバッグを持った男子高校生は富蔵の「右」に並ぶべきところを「左」にピッタリと並んだのだ。

電車を待ってるのが暇だった事もあって彼の頭の中を覗く努力をしてみた。


①今度来る電車の運転士さんは早目に制動をかけちゃうだろうから目標停止位置より手前に止まっちゃうだろうなぁ。そうすると扉は思ったより左に来ちゃうわけだから俺はこの男(富蔵)の左側に並んでおくか!

②(しばらく並んだ後)うわっ、やべっ。俺、右に並ばなきゃいけないのに左に並んじゃったよ。俺の後ろにも人がいるから今更移動出来ないよなぁ。っていうか、この男(富蔵)が右にずれれば良いんじゃね?っていうか、ずれろよ!

③俺は普段から左側に並んでるからどんな状況下でも左側に並ぶのさ!ジンクスってほどじゃないけど左側から電車に乗ると何故か一日良い事が有るんだよな!

④コイツ(富蔵)の右に出る奴はいないな!と富蔵の凄さを知っていて敢えて左に並んだ。


以上の4つの考えが見えたのだが、どれが本音なのか残念ながら分からなかった。

ああいう奴ってのは普段から周りを見てないんだよなぁ。周りからの目を気にしないんだよなぁ。富蔵ほど周りからの目を気にして小心者になっちゃうのは極端だけど最低限で構わないから見るべき所は見ようぜ!

電車内とか駅とか街中でベタベタイチャイチャしてる馬鹿ップルも同じね。実に羨ましいのだけど…いやいや、不快感を感じてしまうのは富蔵だけでは無いはず。人から見られたい!とか幸せを御裾分けしたい!というシッカリした考えでやってるのなら否定も肯定もしないけれど良い大人なんだから然るべき場所でベタベタイチャイ
チャしようぜ!ほら!カラオケとかゲーム機とか冷蔵庫に飲み物が入っていて一回見るつもりで出しちゃうと不覚にも加算されちゃったりする部屋がある所があるじゃない!そうそう、よく高速道路のインターチェンジ付近に連立してる建物!カラフルでさ立派なお城みたいな形してたりするアレ!山の中にもあったりするアレ?


そんな一瞬疑問を感じてから10分もしたらどうでもよくなったけど書き始めちゃったから最後まで書いた挙げ句に余計な事も書いちゃった(^^;)
何せ富蔵は若い。若い人はキレやすい!色々な事に疑問を持ち怒りを感じるのは若い証拠!

くだらない話にお付き合いいただきましてありがとうございましたm(__)m