模型づくりとか趣味の日々リターンズ -39ページ目

【映画評】「アリータ バトルエンジェル」 ケンカ上等サイボーグ姉ちゃんの大立ち回り

ごみ溜めの中から助け出された華憐なサイボーグ少女が、やがて内なる戦闘性能に目覚め、葛藤する。「戦いたくなんて無いのに…!!」

 

予告編観て勝手に思ったストーリーは大外れでした!!(笑)

 

ケンカ上等ねーちゃんが大立ち回りの大暴れ。

ともかく戦う理由がその都度コロコロ変わるし(恩人の博士の命を守るためだったり、彼氏のための資金集めだったり)、共闘しようと持ち掛けたハンター仲間を逆に挑発して大乱闘。

彼氏がサイボーグ仲間を殺して部品奪ってたことにはあからさまな嫌悪を示す割に、レースでは同類のサイボーグハンター達を平気でズタボロにしたり…

 

行動に一貫性が無く、まるでガキ。続編を意図した終わり方だったが、まあ、無いでしょう。ただし映像は良かった。

 

評価…映像に☆1個。

【映画評】「LUCY」 USBメモリすげえ

スカヨハがアルジャーノンしながら最後は神になります。なのに、指一本動かすだけで、重力無視して武装集団を病院の天井に貼り付けられるだけのパワーを身に着けてるのに、なんで最後まで香港マフィアに邪魔されてんねん… 宇宙のすべてはUSBメモリ一本に収まるちゅうのも失笑。監督リュックベッソンか。この人は女性を撮ることにしか興味ないのかね?

評価…☆

【映画評】「WOODJOB」 コミカルとまじめの良バランス

「ウォーターボーイズ」「スゥイングガールズ」と、ちょっとヘタレな学生がなんやかんやを経て逞しくなっていくプロセスを、コミカルなタッチで手堅く描いていく矢口史靖監督のタッチは今回も健在。

ひょんなことから林業に携わることになる若者が次第に一人前になっていく姿を描いています。林業といえば後継者不足だとか、災害など抱える問題は多々あるはずだが、そういったものは置いといて、決して深刻にならず、「林業も悪くないじゃん」と思わせるタッチを一貫し、なおかつこの仕事をリスペクトしない都会の若者を、理解の無い一般の人々になぞらえて批判する、まじめな一面も持っています。

とはいえ全体のトーンはあくまでコミカル。気楽に観て楽しめる一作。

 

評価…☆☆☆