前回(2/18)の奥大光山からの下降はかなりの難路だった。その途中途中木の間越しに見えた八紘嶺、正直こんな格好良い山だったかなあと。芋づる式ハイカーとしてはありがちだが次に行こうかリストの上位にランクイン。安倍奥の山々は冬場に、というのもここらは蛭がやたらめったら多い。安倍峠界隈はツツジが綺麗とガイドブックに載っているも暖かい時期に来たことがほとんど無い。




 

 二十六夜山のツアーに参加してくれた割と寡黙な静岡のAさん。道中、安倍奥の話になった際に「せめてシロヤシオの頃までは行きたいよね~」と。もう一つ耳寄り情報を伝授してくれて、車で1000m辺りまであがってしまえば案外平気ですよとのこと。昨年、ようやく開通した大城・梅ヶ島線が今年は4/10に開くみたい。うむむっツツジの時期に行ってみようか・・・


 今回はスーパー晴れ男のK君がシフトの都合でこられず自称他称ともに『雨男』のU太と二人。ちなみに自分も局部的に雨男と呼ばれているとか😢超人ロックやバビル二世じゃあるまいし一個人が気象という地球規模の事象を左右しているわけないのだが。



 
とはいえ下界から見た山はどんより雲の向こうに。梅ヶ島側のゲートも開いておらず下の駐車スペースから約45分急傾斜の山道を登る。上の駐車スペースをすぎしばらく登っていくとすっかり葉を落とした枝になにやら白いカスが。登るにつれ(標高を上げるにつれ)どんどん白いカスは成長しすっかりしっかり霧氷に。足元の残雪もカチンと凍り足元でバリバリ音を立てる。風が吹くと霧氷の破片がビシバシ当たりけっこう痛い!


 
 暖冬はどこへやら、冷凍庫の中を歩いているよう。山頂近くなりどうにもスリッピーなんでチェーンスパイク装着。U太もちゃんと用意してきている🆗
 ストック(スノーリング付)、ロングスパッツ、軽アイゼン(orチェーンスパイク)は冬の低山の三種の神器でないかしら。ざくざくバリバリと山頂到着、樹間は真っ白でなんも見えん。ワンパターンのお昼を食べていると大谷嶺方面から二人組が。後にも先にも出会ったのは彼らだけ。山頂でZレストの上で寝るのがルーティンのU太だが今回はかなり控えめに(^^)




 これは前回の大光山(^^)

飯を食べ安倍峠に向かう、途中雪道がきれたんでチェーンスパイクを外す。富士見台、新旧あるらしいのだが新の方は行きも帰りもどこだかわからず仕舞。雲が所々切れてきて日差しもちらりと。

   (旧?)富士見台にて


 
 安倍峠・1488m、うん車で1000m越えには十分だな。今年はツツジを見に来よう。ヒルノックと塩とキンカンのフル装備で(^^)
           3/22記