メディアで取り上げているところは、私が知るかぎりハフィントンポストのみです。Twitterと一部のブログでは、ちゃんと問題視されていますが。

“三浦瑠麗氏、ワイドナショーでの発言に批判殺到 三浦氏は「うがった見方」と反論” -ハフポスト

 では、内容に触れていきます。
 松本人志の擁護が、レイシストとその同調者にとって差別煽動が娯楽であることをよく表しています。「サービス精神でいろいろ話してくれたのに」「番組に出て楽しかった! って思って欲しい」なんて言っていますから。談笑の茶菓子なんでしょうか。どっちも安倍のメシ友としてイイもん食ってるだろうに、味覚がネトウヨ程度なんですね。「叩かれてたりするとツライです」もネトウヨ程度です。批判という言葉を知らないのかもしれません。何故か被害者ぶるのだって同じです。
 ハフポスの取材に対し三浦は、「在日コリアンがテロリストだなんて言っていません。逆にそういう見方を思いついてしまう人こそ差別主義者だと思います。」。熊本での震災デマを擁護した小坪慎也も同じ言い方でした。市井のレイシストも。
 ハフポスの記事から、三浦自らのブログでの「反論」へリンクを辿れます。その内容はと言えば、「韓国の情報源に基づく英国の記事」として、デイリー・メールをリンクしています。デイリー・メールって、日本で言うと東スポです。Wikipediaでさえも、“事実関係のチェックの乏しさ、センセーショナリズム、完全なでっち上げ”として引用禁止の方針を決めています。

 ハフポスに、デイリー・メールについての記事がありました。
“女性首相2人の脚写真でEU離脱を揶揄、イギリスの大衆紙に批判殺到 「デイリー・メールはなんてクズなんだ」”

 尚、拙記事末尾にも英国の東スポの紙面を貼っておきますので、どうぞ娯楽してください。

 続いて、ツイッターで見つけたバカな発言を引用します。
「これ、何が悪いのかいまいち・・・。瑠璃タソを攻撃している側は、東京や大阪に北朝鮮の工作員がいないことを証明できるエビデンスでもあるのかしら。」
 これへ、的確な返信をされている方がいらっしゃいました。
『「田端信太郎は金正恩のスパイ」や「田端信太郎の身内は赤報隊」というデマを馬鹿が流布した場合、デマに煽られ君に危害を加えようとする新たな馬鹿が現れても、君にはそうじゃないことを証明する義務はない。デマを吐いた馬鹿が司法に裁かれるだけ。』






〈追記〉
 バザップ!でも報じられていました。良い記事です。私が知るかぎりですけれど、まだ、反安倍政治や反差別のブロガーには取り上げられていないようです。 -02/13/19:01

 リテラは書いてくれると思っていました。
“三浦瑠麗「北朝鮮スリーパー・セル潜伏」の情報源は“ネッシー”スクープの英タブロイド紙! 公安も失笑したフェイク”
 行きつけのブログ記事です。
“三浦瑠麗の発言を許してはいけないのだ(1)” - Martian Official Weblog
“三浦瑠麗の発言を許してはいけないのだ (2)”
 記されている抗議先へ、投稿およびメール致しました。ここへもリンクしておきます。お願いします。


東京大学政策ビジョン研究センター http://pari.u-tokyo.ac.jp/inquiry

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