高崎線をショートさせたのは僕じゃない! それでも僕はやってない!! なんとなく疑われてそうな気がしまして、いきなり弁明しました。アリバイだってちゃんとあります。コンビニに居ました。では、久々の更新なので検索に引っかかりそうなワードをむりに盛りつつ、作文してみます。
 
 ちょっと運動不足なので店内でシャドーボクシング。狙いすましたような“パンチ、ラ”パンが駐車場に停まっているのが見えたっけ。ちょうど、“どうぶつの赤ちゃん”を抱いた人が降りるところでした。そのときに僕は、店内でやるべきじゃないことをやっていたと気づいたのです。でも、“トランプ”をやっている人もいましたからね。“イケメン”の店員さんも怒ってなかったし。自動ドアが“くぱぁ”と開いて、さっきのラパンの“カワウソ”の赤ちゃんを抱いて“春物”を着た人が入ってくると、イケメンの店員が“デート”に連れて行ってしまいました。“スイーツ”を買うつもりだったのに、店員がいなくなったら困っちゃいますよ。
 そういうわけで、買い物ができませんでした。まだ足りないかな・・。何が検索に引っかかりやすいワードなんだか、まったく解りません。
 
 戯れ言はここまでとしまして、このごろの雑感を書いてみます。稀な更新なので、色々と盛り込みたくなってしまいます。
 先日、まず点けることのないTVをつけてみました。学習塾のCMが流れました。「♪やる気スイッチどこにある みつけ~てみよう キミだけのやる気スイッチー」、スーツ姿の30~50代に見える男女が合唱していました。等間隔に整列し皆が同じ方向をむいて背筋を伸ばして、直立不動で。皆が、同じように遠い目をして。この学習塾の以前のCMは、10代の生徒が後頭部のやる気スイッチを押されると「ウワアー」と奇声をあげて塾を飛び出し商店街を全力疾走するというものでした。マスゲーム的というか・・。反知性主義というか・・。厭な感じ・・。私はTVを消しました。
 2011年から、ほとんど観なくなりました。なんだか、建前としてのムードが厭になってしまったのです。TVの中では、「つながっている」「一つになっている」「日本は強い」とお祭りをやっていましたけれど、その時にはまだ、自衛隊が入っていけず電気が通らず当然TVが点かず物資の乏しい地域があったのです。孤立した地域があるまま、大きめの避難所にばかりゲーノージンと撮影クルーが集中して炊き出し、画づくりをしていました。被災地から避難した人を宿泊拒否したホテルがありました。被災地から遠く離れた場所で買い占めがありました。無人となった町へ窃盗団が向かいました。「つながっている」「一つになっている」「日本は強い」・・、特に3つ目はなに!? ゲーノージンみたさに群がってガラケーを高く掲げて撮影する人々。その中には、家族がまだ見つかっていない人がいたのでしょうか。私だったら大騒ぎに入っていけません。自衛隊が淡々と静かにやってくれた方がいいです。熱狂がさ~っと引いた後、将来を悲観した農家の方の自殺や、仮設住宅に暮らす男性がボランティアの女性をレイプするといった事件が起きました。スローガンに合わないからか、熱狂が去ったからなのか、あまり報じられなかったように思います。
 Jリーグのチャリティマッチがありました。それ自体はとても良いことだと思います。試合前の、日本代表キャプテンのスピーチが印象に残っています。「一人の日本人として」という言葉が。その言葉を何度も使ったのかもしれません。キャプテンの後ろには出場するスター選手たちが並んでいました。地元仙台の主将を務める在日コリアンの選手も。東北を代表する選手とも言えるリャン・ヨンギさんです。そんなこと、本人は気にしないだろう。どうでもいいよと思う人が多いでしょう。私には、その後の日本社会を振り返ってみると象徴的な出来事のように思えます。
 
 きっとテレビ的にはここで、なにか希望っぽい話題へ転じるべきなのでしょう。しかし、テレビが苦手なので。
 
※ここまでを書いた今、まだタイトルを決めていません。あっ、アレにしよッ。