秋がやってきました。ちょっと前から、読みやすさを考慮せずに書かれているような小説、村上春樹の真逆みたいなのを読んでいますけれど、なかなか進みません。でも面白いです。
 初めて読んだ本はなんだったかなと考えたけど、思い出せないです。たぶん、童話の絵本かな。というわけで、前回に続いて寓話っぽいのをこさえてみます。世のママさんたち、ぜひ小さなお子さまに読み聞かせてあげてください。
 
“優子は目を奪われていた、人目をしのぶのも忘れ。その、硬く尖った先端。ちからづよく振動し躍動するさまを想うと、胸の高鳴りが抑えようもなかった。お父さんごめんなさい、心の中で呟いた。電池はすでに手にしている。お店の人に売り場を聞くのを気後れし、ずいぶんと探し歩いた。それが今、目の前にあるのだ。陳列棚の、手をのばせば触れられるそこに。辺りを見回し、そっと掴んだ。さいしょは優しく、徐々に力をこめ、やっと会えたと安堵し吐息を漏らすのも束の間、隠すように胸の前に抱きしめ、足早にレジへと向かった。店員の、意味ありげな視線。頬が熱くなるのを感じた。「電池単3、電動○゛○ ○ 」、読み上げられる声に、優子の動悸は激しく高鳴っていた。」
 
 以上、おぶっちー優子りんのお買い物風景でした。いろいろとすいません。電動とは言わず、電気ドリルじゃないのか。それに、電池じゃなくてバッテリー式でしょう。そんな批判は一切受け付けませんw 前作については、下記リンクをどうぞ。
〔メディア・リテラシーについて -〈デマ+他者を排除したがる欲情=陰謀論者{差別主義者}≠リベラル〕2015.10.25
http://ameblo.jp/tomitayukihiro/entry-12088241252.html
 
 信じて頂けないかもしれませんが、経済について書こうとしています。セブンイレブンのクロワッサンが小さいっすねー! リカちゃん(※香山さんではなく人形の方)のオプション品くらいのサイズですw これは円安で小麦粉が値上がりし、同じ価格で並べるにはどうしても小さくなってしまうのではと、そう勘ぐりました。言いがかりだったらすいません。素材と製法にこだわってすごく上等なものであるが故ってことも考えられます。7さんのスイーツはおいしいですもんね。
 
 失われた二十数年といいますけれど、現在20~40代前半までには、完全に首が締まっちゃってるような人が多く存在します。敷金礼金が払えず保証人もおらず、ネット喫茶暮らしなんて人もいます。そこまでじゃなくても、趣味を楽しむ余裕のある人があまりいません。結婚したいのに、そして相手がいるのに、なかなかできない人も多いでしょう。正社員と同じ業務をこなしているのに、いや、さらに多くの仕事を押し付けられつつ、「ハケン」いじめを受けている人がいます。けっして実力を評価されるわけではない、競争社会。私は個人的に、その「競争」からドロップアウトした人の方が優しい人のように思えて、好感を持ちます(ただし、ネトウヨに落ちたバカはべつ)。優しい人がむりをしてブラック企業にしがみつくと、自殺へ追い込まれます。ワタミの社長が、「ミャンマーで学校を作ります。そのことは亡くなった彼女も期待してくれていると信じています」と発言します。これが新自由主義です。
 
◆後半へ続く。