日産自動車が、“NISSAN”のブランドロゴを刷新しました。刷新という言葉を使っていますが、なんだかマイナーチェンジな感じです。

 

 斬新さとか清新さとかは、全く感じません。NISSANの文字が少し細くなって、栓抜きみたいに見えます。

 

 ゴーン亡き後、社内の派閥争いにばかりに汲々としている日産の内情が、透けて見えます。

 

 今回のロゴ変更は、今の日産の限界を露呈しました。日産社内には、出る杭は打たれるという事なかれ主義がはびこっているのでしょう。首脳陣は、どんぐりの背比べ。日産という会社の脆弱さを、わざわざ世間に向けて曝け出したようなものです。

 

 世間があっと驚くようなインパクトが、微塵もありません。ロゴも変え会社も変わるのだと言う不退転の決意というか、熱き情熱が伝わって来ないのです。ロゴに、パッションがないのです。

 

 もう、日産も終わりなのかも。