先日購入したミニッツ対応プロポ『フタバ4PM plus』は、現行のミニッツレディセットや4×4に付属しているプロポKT531Pに変えて使用できることが最大の特徴だと思います
4PMplusを使用することでレディセット特有のモッサリとした操作感がなくなり、レスポンスのモッサリ感はプロポの影響が大きかったことを感じられます
特に普段から1/10などのラジコンを走らせている方などは、このプロポを使用することで1/10感覚で走らせることが出来るはずです
前回も書きましたが、操作レスポンスの解像度をテレビで例えると、レディセットのプロポがアナログテレビ、4PMplusは地デジハイビジョン、7PXは4Kテレビといったイメージです
と、ここまで良いことばかりのようですが、私的に気になった部分もいくつかあるのでそれらも書いていていこうと思います
まず一番気になった部分は最大のウリである『レディセット対応のモジュール』なのですが、完全に差し込んでプロポに内蔵するわけではなく、なんとも中途半端な状態↑で使用することになります
オフロードなどの外ラジにも使おうと思っていたのですが、この状態だと内部への土ぼこりの侵入が気になります…かと言って毎回このモジュールを挿したり抜いたりするのも面倒だし、小さいモジュールは失くしてしまいそう…そして、何よりも不格好なのが気になる点です
グリップ部分は本体と一体成型のプラスチックで出来ていて、先代モデルの4PVや7PXシリーズで使えたグリップラバーが使用できません
個人的にここはオプションのホワイトグリップラバーにしたかったので、非常に残念な部分でした
ステアリングに関してはミドルクラスのプロポとしては標準的な操作フィールで、↑のネジを緩めることでステアリングを軽くすることが出来ます
ただ、普段から7PXや4PVなどでソフトスプリングを使用している人にとっては、ネジを一番緩めても固く感じるので交換したい部分ですが、スプリング交換が出来ないのは気になる部分でした
自己責任で分解しようと思ってもプロポの構造上、途中で基盤を外すハンダ作業を行うなどかなり面倒な構造になっているので、ステアリングのスプリングを交換することは不可能と思ったほうが良いでしょう
スロットルトリガーに関しても指の太さに合わせた変更が出来ないので、ウレタンなどで間隔を詰める必要があります
この辺はミドルクラスのプロポであれば、間隔を調整出来るオプションのアルミトリガーを取り付けられるようにして欲しいです
その他には、操作キーの周りがマイナーチェンジ前の4PMのグレーの成型から黒の成型色になっていて少しチープな印象がありました
同じミドルクラスであるサンワのMT5や、生産終了となっていますが同じくサンワのMT44やKOのEX2と比べると、性能の面では特に遜色がなくても見た目の質感は劣っていると感じます
ただ、フタバユーザーがエントリーモデルの3PVからのステップアップとして使用するには必要にして十分だし、1/10スケールのラジコン以外にも現行のミニッツのレディセットや4×4を動かせることは非常に魅力的だと思うので予算に余裕があるならば、これからラジコンを始めるかたの最初のプロポとしてオススメしたいです
また、フタバ以外のプロポのユーザーがミニッツメインのサブプロポとして選択するのも良いと思います
ちなみに私は電源のパイロットランプが赤いLEDの京商仕様を購入したのですが、無意識的に赤=警告色のイメージがあって、視界に入るたびにバッテリー残量がなかったり何かエラーが出ているのか地味に気になってしまいます(笑)