軽い駆動のマシンに仕上げるためには『駆動する部分=回転する部分』のロスを極力減らすことが有効です
最近は最初から柔らかい白色のホワイトベルトなども販売されていますが、これから紹介する方法でノーマルのベルトでも買ったときよりも柔らかくすることは出来ると思います
まずはジップロックなどの密閉できる袋にベルトを入れますが、このときに袋に入れるベルトが折れ曲がったりしないよう少し大きめの袋を選びましょう
大抵のベルトは↑のMサイズの袋で大丈夫だと思います
ベルトを袋に入れたらWD40というオイルスプレーをベルト全体にオイルが行き渡る程度に袋に充填させ、袋を横にしてベルト全体にオイルが馴染むようにして数時間または一晩寝かせます
目的はベルトに油分を足すことなので、袋をオイルでタプタプにする必要はなく袋を寝かせた状態でベルト全体にオイルが行き渡っていれば良いです
一晩経ってベルトを取り出したら、ペーパーウエスなどで余分な油分を取り除いてマシンに取り付けます
この方法は、ゴムを劣化させるのでは?など賛否ありますが、私はWD40ならば問題なく使用できると思っているので毎回この方法でベルトを馴染ませてから使用しています
普段のベルトのメンテナンスは、ウエスやペーパータオルにパーツクリーナーを吹き付けてベルトを挟むようにしてベルトを回し、汚れを取っています
最後に先ほどのWD40を麺棒などに吹き付けて、タイヤを回転させながらベルトを撫でるように油分を馴染ませたらメンテナンスは終了です
ベルトのメンテナンス頻度は毎回ではなく、ベルトに印字されている文字が汚れてるようなら行っています
たかがベルト…と、思うかも知れませんが、駆動の要であるベルト自体が駆動の重さの原因となっている場合もあるので、気になる方は試してみてはいかがでしょう?