MTC2のメンテナンスもそろそろ終盤、最後はセットアップゲージを使って各アライメントの最終確認を行いますが、個人的にはセットアップゲージは『レースで勝つためには絶対に必要』とは思っていません
もちろん、全日本クラスのレースだったり速度域が速いモディファイドと呼ばれるようなクラスでレースをするならば必要になってくるとは思います
ただ、屋上ような速度域の遅い、いわゆるローカルなレースであるならばセットアップゲージを使わなくても十分だと感じています
確かにセットアップゲージを使用すればより正確なアライメントが測定できますが、安くても1万円近くするモノを必ず買わなければならないほどではないと思っています
それよりも、普段からターンバックルなどしっかりと計測して左右同じ長さにすることを心掛けてマシン作りを行う方が大事です
実際に私は今でも↑の赤丸のようにトー角の度数も残していますが、ターンバックルの全長もセッティングシートに残してセッティングを行っています
セットアップゲージはそれだけでなんだかカッコ良いし、セッティングをしている気分になるので欲しくなる気持ちもよく分かるのですが、1万円もあったらラジコンが1台買えてしまうので購入する際は慎重に検討しましょう
大切なのは『セットアップゲージを使うこと』ではなく、『左右のズレが無いマシンを作ること』『キチンと真っ直ぐに走るマシンに仕上げること』だということを忘れないで下さい