ラジコンを始めるにあたって、まずはいくつかのカテゴリーがあります。
『オンロード』『オフロード』『ドリフト』大きく分けるとこの3つになるかと思います。
そして各カテゴリーの中にオンロードならば、ツーリングカー・Mシャーシ・ダイレクトドライブ…と
いくつかの種類があります。
そのなかでも2020年現在の主流である『1/10ツーリングカー』と呼ばれる種類を購入して、サーキットで走らせるまでを何回かに分けてお話ししますので、購入・選択の参考にしてみてください。
メーカーについてはタミヤ・京商・ヨコモなど各社でツーリングカーが用意されていますが、初心者の方にはタミヤ製が一番オススメです。
タミヤ製であればどこのラジコンショップでもたいていの部品は売っているので、万が一壊れてしまった場合も安心です。
以前にラジコンをやっていて京商やヨコモに耳馴染みがある方はそちらから選んでも良いかも知れません。
では、そのタミヤ製ツーリングカーですが、お店に行くと同じツーリングカーでも様々な種類が売っていて何が一番なのか迷ってしまいますよね?
簡単に説明すると。。。
TT-01・TT-02:初心者向け 各部が簡素化されたシャフト駆動4WD
モーター・ボディ付き 実売1万円くらい
TB05:中級者向け シャフト駆動4WD キャンバーやトー角など各部が細かく調整可能
モーター・ボディ別売り 実売2万円以上
TA07:中級車向け ベルト駆動4WD キャンバーやトー角など各部が細かく調整可能
モーター・ボディ別売り 実売2万円以上
TRFシリーズ:上級者向け カーボンやアルミを多用した通称『ハイエンドモデル』
世界レベルの大会でも使用される完全レース仕様 圧倒的な所有感も魅力の一つ
モーター・ボディ別売り 実売6万円以上
上記のキャンバーやトー角などの専門用語が分からない場合は、まずは『TT(ティーティー)』と呼ばれるシリーズを選びましょう。用語は分からなくても恥ずかしいことではありません。
とりあえずお試しでやってみたいなぁ・・・と言うかたも『TT』を選ぶと良いでしょう。
万が一、飽きてしまっても出費が少なくて済みます。
同じTTでもTYPE-SとかTYPE-SRなどいくつか種類があります。
それらは初心者用のキットにレース用のオプションが多数装備されていて、先ほどのキャンバーやトー角を理解してる方向けのキットです。
またTT-01Dと『D』が付いているキットはドリフト用となり、サーキットで走らせるには別のタイヤ・部品が必要になりますので購入時には注意してください。
TT-01とTT-02の違いはTT-02の方が新しいキットでモーターの位置なども違うのですが、どちらも部品は生産されていて、大きな性能の優劣があるわけではないと思うので、そこまで気にせず好きなボディが付いているキットで選んで良いと思います。
購入の目安としては…
初めてラジコンを走らせたいけど作るのは苦手。。。エキスパートビルド(XB)と呼ばれる完成品
初めてラジコンを走らせたいし作ってみたい。。。TT-01・TT-02
以前、ラジコンを走らせたことがあるリターンズの方。。。TT-01・TT-02・TB05・TA07
トイラジくらいなら走らせたことがあって車の知識もある程度分かる。。。TT-01・TT-02・TB05・TA07
を予算に合わせて選ぶと良いと思います。
勘違いしないで欲しいのは、初心者用のTTだからと言ってサーキットで走れないわけでもないし、サーキットで初心者用だからとバカにされることもないので安心して選んでください。
上級者の方も好んで使用する方もいますし、ある程度のオプションを装着すれば実際にレースでTT-01がTA07より上位で走ることもあります。
もし、予算に余裕がある初心者の方が上級者向けのキットを買ったとしても本来の性能を引き出すのはとても難しく、お店で開催される初・中級者向けのレースなどにはハイエンドシャーシは参戦できないことも多いので、ダメではありませんがあまりオススメはしません。
さて、ここまでいろいろ書きましたが、ラジコンはあくまで趣味なので自分が好きなボディとキットを買うことが第一だと思います。このブログを参考にしてもしなくても、興味があればまずはキットを買ってラジコンを始めてみましょう!