◎菓子・味の粋、水簾、錦玉 ~ 銀座風月堂 | taroo の茶道日誌

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覚えが悪いので、お茶のお稽古で出会ったことなど、書いて覚えてゆきたいと思います。

出かけたついでに求めてきました。

銀座風月堂の夏菓子を三種。



taroo の茶道日誌-風月堂


「味の粋」。




taroo の茶道日誌-水簾


「水簾」。

中はつぶ餡で、まわりは寒天と道明寺でしょうか。





taroo の茶道日誌-錦玉


「錦玉」。

残念な事に銀座から持ち帰るのにつぶれてしまいましたが、

下は羊羹でしようか、美味しかったです。







滅多に行かないので記念写真してしまいました。

銀座六丁目、「銀座風月堂」です。

右が喫茶部、左が商品陳列棚です。

一丁目の方にも風月堂さんがあるとか・・・・。


taroo の茶道日誌-風月堂本社



風月堂の歴史は面白いです。

元祖は1751年に江戸で開業した小倉喜右衛門。実子がなく、養女が水野家側室となり、有名な老中水野忠邦を産んだとか。そして「風月堂」の名は松平定信によるものだそうです。

明治以降、大名衆など取引先を失ったか洋菓子にも進出、1927年にはゴーフルもこの流れから考案されます。ちなみに元の看板商品は定信の命により1789年に創製した栗饅頭で、今でも人気だそうです。


また暖簾分けで、地名を冠した風月堂が沢山できたようです。初代の血統を受け継いでいるのは「上野風月堂」とのことですが、各地で活躍するのを見て、始祖はお喜びでしょう。

ま、私はチト混乱してましたが。