皆様へ。 | B型の次男坊・富田稔

B型の次男坊・富田稔

どうも、トミーです。緊張してもしなくても、どーせ痛いんやし、それなら緊張しないで気楽にいこー。というスタンスで仕事してます。スタントマンて何してて、どんなこと考えてるのか、興味もってもらえたら嬉しいです。これからスタントマンになりたい!!て方、待ってます!

こんばんわ。


お久しぶりです。

アクションアワードについて
前回お話させていただきました。




僕自身の話を少し。

自分の育ってきた環境を
不憫に思うことは
ありません。

自分自身も器用な人間ではなかった。

思えば小学生の頃から
自分をふさぎ込んでいた。

周りの顔色ばかり伺い
明るく笑った記憶もほとんどない。

親も嫌だったと思います。

理由はどうであれ。
くらい子供を
でしたからね。

勉強もしなかった。



そんな人間。


スポーツは、まあそれなりに。

悪い方ではなかったと思いますが。


そんな僕かスタントの世界に入り
ほんとに運良く、
アクションアワードというものができ
第一回、第三回と受賞できた事
すごく嬉しく思います。

中学生の僕はこんな未来を想像も
していなかった。

スタントやればいつかは死ぬ。

そんな人生でもいいや。
とさえ思ってました。

今最前線で活躍しているスタントマン
は本当に皆凄くて、多才です。

いつもいつも、現場に行くと
すげーなあー。
と思ってしまう。


僕は、皆にもっと
日本のスタントマンを知ってもらいたい

彼等は本当にすごいんだと。
声を大にして言いたい。

そして、生まれ育った
「大阪府大阪市西成区」
小学生の頃の僕は
ここが世界の全てだと思ってた

松之宮小学校や梅南中学校。
西成高校。

もしそこに今通っている子供を持つ親、
そして、今通ってる子供が
このブログに辿り着いたなら
参考にしてもらいたいことがあります。


こんな僕でも賞を貰えたのは何故か。


それはまず、
やりたいと思った事を
ちゃんとやってきたこと。
途中で投げ出さず、
やると決めた事に全力で
決して何があっても辞めない!
と強い意志で続けること。

近頃アクションやりたいといってくる
若者の殆どは、中途半端な気持ちで
中途半端な努力で辞めていく。

そんな人間に
成功はないのだと。

そして。
成功するには
自分だけではどうにもならない
「運」もあるのだと。

その運は常日頃実は近くに転がっていて
それに気づけるのか、気づけないのか
だけなのです。

気づける人というのは、
一生懸命頑張っていてその頑張りを
己の力だけだと思っていない人。

周りの協力があるからこそ、
今ここに立ってるんだ。
と思える人。

そう思えない人は運の方から離れていく。


バンドマン。
なんて親に話せば反対される。

役者になりたい。
なんて親に話せば反対される。

そりゃそうです。

スタントマンだって賛成してもらえる
仕事ではないです。

だからこそ、やるならやりきらないと。

反対押し切ったくせに
中途半端な努力で辞める。
すると親は
だからやめとけっていったでしょ。
というに決まってる。

やり続ければ、何も文句は言われない。


中学校でもやりたいことがあるなら
そのために何が必要で
何をするべきなのか
考えれるはず。

今のネット社会なら
何が必要かなんて片手ですぐに
調べられる。



何がいいたいのか。ってね。

結局はこれです。


一緒にアクション、スタント
やりませんか?
本気でやる人いませんか?

こんな俺でもやってます。
周りの協力があって
賞をもらうこともできました。

そんな素晴らしい周りがいる僕と
一緒にやりたい人いませんか?


よく言われます。

いいよな、お前はやりたいことが仕事になって。
と。
やりたくない事を仕事にしてます!
とあなたは言うのか?
そして、やりたいことが仕事だから
大変ではない、楽だ。
と思いますか?


僕はこの仕事が好きです
とても。

しかし、この仕事をするに当たり、
半年間殆どは休みがなく、
睡眠も平均すると3~4時間だと思います。
家族との時間なんてほぼ皆無。
奥さんや娘の寝てる姿みて
それを明日への力に変える。


こんな仕事。。。とかいってる。
やりたくないことやってる。
といったサラリーマンのほうが沢山の寝れてない?
自由な時間あるんじゃない?


好きな仕事でも嫌いな仕事でも
大変な事は絶対にある。

それは理解してもらいたい。

好きな仕事だからスタントマンになったのに
なんでこんなに寝れないの?
こんなにハードスケジュールなの?
こんなに怒られるの?

怒られるのは当たり前です。

スタントの仕事は事故と隣り合わせ。
危険な仕事だから。

事故が起きる前に怒られるのは当然だと
思ってこの業界に入った方がいいと思います。

ただ、作品を作る喜び、
現場の雰囲気など、
楽しいことも沢山

だから。。。


本気でやりたい人。
やりませんか?


すっごい楽しいですよ。
この世界。


待ってます。