一味異なる観戦
連日熱戦を繰り広げているパリ2024オリンピック。
金メダル国別獲得数で日本がトップに立ち(昨日まで)、
否が応でもテレビ視聴する我々のナショナリズムをかき立てています。
東京オリンピックの裏側で繰り広げられた醜聞など、
清濁を併せ持つ大会である側面が露わとなりましたが、
それを一蹴させるイベントとしての豊穣さを感じます。
やはりオリンピックが持つ力は凄いものがあるようです。
さて、パリ2024オリンピック開幕に先立つ1ヶ月ほど前のこと。
高校の同級生と電話で話をしていたところ、
たまたまパリ2024オリンピックの話に展開していき、
「今度、某選手の応援団長として渡仏することになった」というのです。
これは冗談ではなく、正真正銘の話です。
細かな状況を聞きなるほどと頷いて、
少し目立ちがり屋さんの同級生のことですので、
一応、「あまり観客席で暴れことがないように」と釘を刺しておきました。
そしてオリンピック開幕直後、
同級生が応援団長を務める某選手が、結果的に〝銅メダル〟を獲得!!
その試合をテレビで見続けていたのですが、
どうにもこうにも試合をしている選手よりも、
私の目線は試合会場の後方に映り込む観客席ばかりを凝視。
おそらく会場に詰めかけているだろう同級生の姿を探し求めていたわけです。
残念ながらその姿をテレビからは見受けられませんでしたが、
一味異なるオリンピック鑑賞の仕方と相成りました。
またの機会にでも、
応援団長としての土産話を聞かせてもらおうと思っています。