「ガンバレ!日本!!」
バレーボールの世界のトップ16チームによる最強国決定戦、
ネーションズリーグにおいて男子日本代表が銀メダルを獲得。
主要国際大会52年ぶりの金メダルは惜しくも逃しましたが、
1977年のWカップ以来47年ぶりの快挙となりました。
オリンピック直前の今回の国際試合での躍進が、
来るオリンピック・フランス大会への助走となることを願っています。
さて、52年前の金メダルについては、
松平康隆監督が率いたミュンヘン五輪以来ということでしょう。
「東洋の魔女」と謳われた女子バレーの後塵を排し続けていた男子バレー。
世界と戦うために森田淳悟、大古誠司、横田忠義ら大型選手を発掘し、
松平康隆監督が8年計画で鍛えて臨んだ大会がミュンヘン五輪だったのです。
PR活動にも長けていた松平康隆監督は、
実写とアニメを組み合わせたテレビ番組『ミュンヘンへの道』を企画放映し、
バレーボール男子を社会的関心事としての昇華に成功。
男子バレーはミュンヘン五輪における日本の華となったのです。
ちょうど私らの世代がバレーボールに熱を上げていた時代。
そういえば今週末、高校時代のバレー部のOB会が開催されます。
今回、私は拠所無い事情で参加する事ができませんが、
昨年のOB会で今でもバレーに携わっている者たちは、
声高らかに「男子バレーは世界のトップを狙える」と力説しておりました。
バレーの現状などについて全く知識がない私は、
最強の男子バレーについて盛り上がる会話についていけずに、
「そうなんだ」との認識を植え付ける事が精一杯でした。
今朝のバレーボール男子日本代表の活躍ぶりを報じるニュースに接し、
間近に控えたオリンピック・フランス大会で、
ミュンヘン五輪の再来というものを期待する一人となりました。
「ガンバレ!日本!!