異例の展開となりました | 龍馬と夢紀行

異例の展開となりました

いよいよ来月の3日から、

渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎の新札が登場します。

中でも1万円札の福沢諭吉は40年ぶりの変更となり、

周知の通り「近代日本経済の父」の渋沢栄一が新たな顔になりました。

 

3年前の大河ドラマ「青天を衝け」放映の折に、

渋沢栄一の「クリアファイル」と「双六」の新作二種類と、

偉人集合体のアイテムに渋沢栄一を差し替えるなどバージョンアップ。

 

おかげさまをもちまして、

大河ドラマ放送時の年度で順調に販売推移して完売御礼となりました。

そして再作をしないとの決定をして、

自社の営業からもその旨を関係各所に連絡させてもらいました。

 

ところが、新札導入というこの段階以前から、

再作の要望が関係各所から寄せられる状況となっていました。

すると今日も同様の要望が寄せられるに至り、

それに応じるように「渋沢栄一年譜クリアファイル」の再作を決定することに。

今までにない異例の展開となりましたが、

決して関係各所にこびへつらうような追従ではなく、

むしろ今回の要望は自然な流れと受け取り、果断な処置を下した次第です。

 

一旦廃版となったアイテムが復活することは、

弊社において初めての出来事と相成りました。

 

そうして久しぶりに再作をするクリアファイルの原稿を眺め入ると、

「信用は実に資本であって商売繁栄の根底である」と、

渋沢の経済界の耆宿らしい明晰な言葉が目に沁みた。

 

来月中旬ごろに関係各所の店頭に並ぶと思います。