昨日購入した錦絵 | 龍馬と夢紀行

昨日購入した錦絵

尾張国愛知郡上社村(名古屋市名東区)に生まれた柴田勝家。

通称は権六(ごんろく)で、若い頃から信長の父・織田信秀に仕え、

信秀の死後は信長の弟・信勝を擁立して信長と対立します。

 

ところが、信勝とともに信長の排除に失敗。

剃髪して信長の許しを得ると、以後は信長に対して忠誠を誓い、

その後は数々の武功をあげ、北陸地方平定の軍団長を任されました。

 

こうして織田家随一の重臣として活躍しましたが、

本能寺の変後は、成り上がってきた秀吉と対立。

信長横死後の遺領配分や後継者問題で後手後手に回り、

賤ヶ岳の戦いで敗北を喫すると越前北庄で妻・お市とともに自害。

 

そんな勝家のあだ名は、

「かめ割り柴田」「鬼柴田」「掛かれ柴田」で、

その名が暗示するように勇猛果敢な武将であったとされます。

 

これまで自社の歴史商品で使用する柴田勝家画像は、

福井市立郷土歴史博物館が所蔵する「英雄三十六歌撰」を借用。

キリリとした顔立ちで、尚且つ勇猛さも窺い知れるリアルな錦絵。

弊社の歴史商品の図版として使用、アイテムに彩りを加えてくれていました。

 

2、3年ほど前だったと思うのですが、

この「英雄三十六歌撰 柴田勝家」が売りに出されていましたので、

購入しようと思っていたところ、すぐに売約済となってしまいました。

 

それ以降、購入するべきものの錦絵の一枚と脳裏に留めていました。

 

そして過日、ついにその一枚が馴染みの浮世絵専門店に。

喜び勇んで購入することになったのは論を俟たない。

そのおりに羽柴秀吉も在庫しているとがわかり合わせて購入。

 

昨日、会社に錦絵専門店の店主が持参してくれましたので、

支払いを済ませて、無事に私の手元におさまることになりました。

(柴田勝家)

(羽柴秀吉)

そして、何よりコンディションも良好で一安心。

これからはこちらを自社商品の図版として使用していきます。