不覚を楽しみにかえる | 龍馬と夢紀行

不覚を楽しみにかえる

久しぶりに名古屋駅前からバスに乗っての出勤。

名古屋で一番高い駅前のミッドランドスクエア前の停留場から乗車。

 

かつて勤務していた広告会社は、

ミッドランドスクエアの前身の毎日ビルに事務所がありましたので、

それゆえに頻繁に利用していた一番馴染みのあるバスの停留所。

 

普段は名古屋駅前からビジネス街にある伏見の事務所まで、

名古屋市中心部の幹線道路から寄り道しながら徒歩で向かいます。

 

ところが昨日の朝のこと、

玄関先で靴を履こうとした瞬間に左足が〝ピリッ〟としました。

足に負荷をかけていない状態での出来事でしたが、

思わず痛みで顔を顰めるような感じとなり明らかに「肉離れ」の状態。

 

足を引き摺りながら何とか電車に乗り込んで名古屋へ。

そして、名古屋駅に降り立ってから自分の中で一騒動となりました。

とにかく痛くてまともに歩けず、まさに牛歩の状態。

 

名古屋駅前からタクシーに乗車することを考えたのですが、

こういう時に限ってタクシーがつかまらいという皮肉な感じ。

足を引き摺りながら横断歩道を渡り切って反対側へ。

 

幸にして市内のループバスがタイミング良く来たことで、

そのまま乗り込んで事務所前の停留所で下車。

 

そんな状態でしたので、昨日は終日にわたり足を労ること頻り。

帰宅時にはラッシュに巻き込まれないように、夕方早めに帰宅の途につき、

そのまま診療所に駆け込んで処置を受けましたが、

案の定、肉離れとの診断を甘んじて受けることになりました。

 

今朝は、ほんの少し痛みが和らぎ、

歩行速度は昨日の牛歩から比べるとマシになりましたが、

それでも今日あたりでも老人並みのスローな歩み。

 

そして、昨日に引き続き今日も名古屋駅前のバス停からバスに乗車。

まだ一週間程度はこのスタイルになりそうですが、

バスの車窓から眺める光景は、普段の徒歩とは違う世界観が。

それをしばらく楽しむように心がけるつもりです。