今日もまた出来すぎた話
先の週末、撮り溜めてあった番組を再生する。
知らぬ間にNHKの「ファミリーヒストリー」が二つも溜まっていたので、
まずは元卓球選手の「石川佳純」編を視聴することにしました。
この番組をご覧になられた方もあると思いますが、
番組内で石川佳純さんの母方の先祖の話になり、
黒田官兵衛の家臣だった小川左近右衞門が取り上げられました。
そして、小川左近右衞門は関ヶ原の戦いも参戦したそうですので、
おそらく黒田長政に従って関ヶ原に赴いたのでしょう。
その後、小川左近右衞門は黒田長政の子が立藩した秋月藩の家臣となり、
寛永15年(1637)に起こった島原の乱に参戦し、
その勇姿が屏風に描かれていることが紹介されました。
テレビで該当屏風に描かれた部分が映し出された瞬間、
まるでデジャブのようにどこか見覚える雰囲気が感じられたのです。
ちょうどこの部分です。
そして、昨日の月曜日に出社して、そのことを確認すると、
実は、たまたま先週に紹介した「合戦図譜」なる万年カレンダーの
26日分に掲載する「島原陣図屏風」だったのです。
これは朝倉市秋月博物館が所蔵する1双の屏風の「戦闘図」で、
この2扇部分に小川左近右衞門が描かれていることを発見。
現在制作中でダミーデータが入れてあり画質が荒いのですが、
屏風の貼り札が読み取りにくくなっていますが、
その描かれた風貌と格好はまさにテレビで紹介されたものと完全一致。
昨日に引き続き、偶然にしてはあまりにも出来すぎた話。
来月末頃に商品化されますので、
是非とも新商品を石川佳純さんにも進呈していところ。
そんなことを思い描きながら、
今日も会社でスタッフと島原陣図屏風を眺めておりました。