これで母子二代のファン | 龍馬と夢紀行

これで母子二代のファン

今日の名古屋の最高気温は22°になり、

昨日のダウン姿がまるで嘘のように、

Tシャツ姿の若人もチラホラと目にすることができました。

これで桜の開花も少し早まるでしょうか。

 

さて、この弥生3月は何かと別れの季節。

 

懐かしい人々が客席に詰め掛ける中で、

福来スズ子の最後のステージ「さよならコンサート」が開催されました。

これにて連続テレビ小説「ブギウギ」126話の放送が終了。

 

まずもって連続テレビ小説を観るようなガラでない私ですが、

「ブギウギ」は初回から最終回まで、完全視聴することに相成りました。

この半年間というものは、

帰宅してからNHKプラスで「ブギウギ」の視聴が日課になったくらい。

 

たまたま初回放送で見た福来スズ子の子役の演技力に驚かされ、

次回も次回もという感じで引きずられるように視聴。

そして、人情を基軸にしながら展開されたドラマの中に、

喜怒哀楽も巧みに散りばめられ徐々に魅了されていきました。

 

そうしたことが単なるサスセスストーリーとならず、

ズキズキ・ワクワクしながら半年間楽しめた要因であるように思います。

 

本当に素晴らしい連続テレビ小説だったと感じるからこそ、

世上一般と同じように私自身も、

来週からは〝ブギウギ・ロス〟に陥りそうな雰囲気なのです。

 

主役の趣里さんはとても大きな演技をされましたが、

明るいキャラクターでやり切った充足感は変え難いものがあるでしょう。

今後の役者としての活躍も大いに楽しみです。

 

私は母親・伊藤蘭ファンでしたので、

そんな延長線で「ブギウギ」を視聴しする嚆矢になってもいました。

今回の「ブギウギ」よって母子二代のファンになった気分です。

 

最終回の15分は、濃密で最高のフィナレーでした。