ここら辺が踏ん張りどころ
昨日に引き続き今日も関ケ原がらみの話を少々。
2ヶ月ほど前に「城図解」なるダブルポケットのクリアファイルを制作。
〝図解〟という初めての試みだったこともあり、
導入期にあたる11月の販売推移を気にしながら見守っていました。
幸にして希求していた通り好調な滑り出しとなりました。
そうなったことで後続シリーズの見込みも立ち、
今週からシリーズ第二弾となる「合戦図解」の商品企画を本格的に始動。
いずれまた進捗をお知らせしたいと思います。
さて、現在、「数字」を用いた歴史商品という新たなコンセプトに基づき、
〝図解〟ではなく〝数解〟というクリアファイルを制作中。
その第一弾が関ヶ原の戦いに関する数字を集めた「関ケ原 数解」です。
数字をベースにした初めての商品づくりに、
〝一歩進んで二歩下がる〟という感じで悪戦苦闘していて、
正直なところ、あまりの苦戦ぶりに途中で商品化の中止を考えたほど。
当然のことながら、数字の組み立てだけでは荒涼としますので、
それをどのような見せ方をしていくかで苦心惨憺としていたわけです。
そして、ビジュアルと歴史の薀蓄のようなものを盛り込む形を模索し、
スペースでの躍動感を持たせるような工夫を講じてみたところ
少しの光明を見出すことができリスタート。
今週に入って、制作における進捗状況の改善が少し図れたことで、
ようやく商品化の目処がなんとか立ちそうな感じに。
デザイナーの気持ちを考慮して、
表面的には、焦らず、騒がずの体をなしていましたが、
産みの苦しみを乗り越えられそう。そして、最後のここが踏ん張りどころです。