歴史壁掛カレンダーの後半
昨日に引き続き、
今日は来年版「日本の合戦史」壁掛カレンダーの後半を披露します。
7月の内容は、徳川家康が武田信玄に大敗を喫した三方ヶ原の戦い。
この戦いに関する錦絵を2点個人所蔵していますが、
今回の使用は色鮮やかな芳虎画「元亀三年十二月味方ヶ原戦争之図」。
8月は、本能寺変後の山崎の戦いを描いた貞秀画「山崎大合戦之図」。
圧倒的なスケール感を誇る6枚続の錦絵ですが、
個人的に惚れ込んで購入しただけあって、
今回こうして掲載できたことを喜ばしく思っています。
9月は賤ヶ岳の戦いを描いた錦絵ですが、
当初は私が所蔵する別の錦絵で展開する予定でしたが、
馴染みの錦絵専門店で〝国芳〟が売りに出されました。
あまりのグッドタイミングに即購入・即入替となりました。
10月は、大坂夏の陣を描いた芳虎画「真田幸村勇戦之図」。
猛々しい戦いの場面が印象的な錦絵で、
弊社の図版として多くの場面で活躍してくれているものです。
これは上田市立博物館所蔵の錦絵ですが、
最近になって同じ絵柄の錦絵を購入することになったのですが、
前の所有者は某有名武将の末裔の方という巡り合わせに吃驚。
以後はこの錦絵を弊社歴史商品の図版として使用していきます。
11月と12月は幕末系の錦絵が登場。
芳年画による桜田門外の変にまつわる錦絵と、
最後は箱館戦争の錦絵で一年を締めくくることになります。
歴史施設などでお見かけの際には、是非とも手にとってご覧ください。