今年最後の関ケ原へ
松潤〝家康〟のポスターが書店の店頭で飾られ、
その下には家康関連本が所狭しと平積みされる光景。
大河ドラマにまつわるこの展開は、
例年通りというか、書店ではごくごく当たり前の平明な事実。
でも例年と比較して少し趣を異にするのは、その種類の多さ。
家康という素材は、それほどまでに包含しているものが多いという証左。
平積みされた書籍タイトルを眺めて改めてそう思わされました。
さて、明日の会社での大掃除を控えて、
今日は、先週行きそびれた関ケ原へ挨拶に出かけてきました。
先週末のクリスマス寒波で雪に見舞われた関ヶ原も、
ここ2、3日の好天で残雪も少なくなっていましたが、
それでも岐阜関ケ原古戦場記念館の駐車場の雪掻きの残骸も。
そして、さすがにこの年末に差し掛かった時期ですので、
来館者は疎らで寂寞感が漂っていると思いきや、
予想を上回る車が停められており驚かされました。
この分でいくと年が改まると一気に耳目を集める場所となり、
春頃から多くの観光客が訪れる、そんなイメージを彷彿させます。
無論、個人的な思いだけではなく、
関ケ原の関係者の方々が「どうする家康」に寄せる期待は大きい。
今回は主役が主役だけに事前期待がことのほか大きく、
それにともない偏頗な思考に凝り固まりそうですが、
ここは冷静に大河ドラマの放送を見守りたいところ。
そんな思いを抱きながら、
今年最後となる関ケ原の関係者に挨拶をして参りました。