「幕末トランスファー」 | 龍馬と夢紀行

「幕末トランスファー」

ペリー来航から戊辰戦争までのいわゆる幕末期を、

視覚的に分かりやすく表現できるコンテンツができないものかと、

以前からあれこれと思いを巡らせておりました。

 

というのも極めて即物的な考えなのですが、

以前に商品化した「幕末人物関係図」「新選組人物関係図」という

二種類の見開きタイプのクリアファイルが順調に販売推移。

 

この手のモノの受けが良いことが背景としてあり、

冒頭の新たなるコンテンツの作成という発想の嚆矢となっています。

 

さて、今回のコンテンツの組み立てに関しては、

一連の流れで繋げていくことが極めて難しいことが判明。

 

ですから「ペリー来航」「安政の大獄」「8.18の変」「戊辰戦争」という具合に、

ポイントとなる出来事をグロックごとに組み立てて、

横断的な関係性のポイントを探し出して繋げる作業を根気よく淡々と。

これまで幾度も長大息させられていたものが、

まるで嘘のように繋がり始めると一気に膨れ上がっていく展開に。

あとは詳細な情報が提供できるようキャプションなりを添えていくことに。

 

現状の商品企画では、

寛政4年(1792)のラクスマン来航からスタートし、

明治4年(1872)の岩倉使節団までの流れを繋げてみました。

 

来月初め頃までにキャプションなどを書き添えて、

本格的なデザインワークへと歩を進めることになります。

ちなみに今回の商品名は「幕末トランスファー」となりそうです。