追風に帆を上げるがごとく
例年、弊社の歴史手帳のカバー色に関しては、
新色を含めて13種類ほどをラインナップしています。
色によって製作数のバラツキはありますが、
「黒色」「赤色」「紺色」など比較的よく売れるカラーなどは、
過去の販売実績を踏まえ見合った数量をあらかじめ製作することになります。
そして、それ以外の手帳カバーの色合いに関しては、
概ね1000枚程度を目処にしてカバーを製作し、
仮に販売が順調に推移したとしても、
その販売年度内でカバーの再作をしないのが通例です。
ところが、過日にも書き記しましたが、
来年の大河ドラマ主人公〝松潤カラー(バイオレット)〟の人気が凄まじく、
弊社の通例というものを木っ端微塵に粉砕されて唖然。
販売店関係施設から〝松潤カラー(バイオレット)〟の追加注文が続々と。
言わずもがななのですが、
未だ「どうする家康」は始まっていない状況でこの有様です。
それなのに〝バイオレット〟は早々と完売。
もちろん、これは戦国手帳に限っての話の展開です。
ということで過日、
これまでの通例を破って〝バイオレット〟を1000枚再作することに。
そして昨日夕方、ようやく弊社に再作追加分が納品されてきました。
そうして迎えた今日の1日で、
〝バイオレット〟100冊が関係各所へ送られていくことになりました。
あっという間の出来事となりましたが、
その勢いはまさに追風に帆を上げるがごとくの感じです。
この分でいくと来年は一体どうなることやら、
等閑視することなく傾注しなければなりませんが、
返す返すも、このようなことは前代未聞の出来事なのであります。