等閑できず思案投げ首
過日に販売を開始したばかりの歴史手帳なのですが、
想定していた事態が突然に起こり始めてしまいました。
特に戦国手帳の特定カバー色が早くも完売間近で、
今週に入ってから販売施設などから切実な思いをともなって、
その色に関する再注文が寄せられました。
その特定カバー色というのは〝紫色〟で、
販売一ヶ月後に前述のようにほぼ完売となってしまいました。
周りくどい色の言い方をしていますが、
〝紫色〟をはっきりと示せば〝松潤カラー〟ということです。
とにかく彼の持つポテンシャルというか、
そのパワーの凄さをまざまざと眼にすることになりました。
来年の大河ドラマ「どうする家康」に備えて、
〝紫色〟を求められる状況を把握はしていたものの、
予想をはるかに上回る販売展開に、
追風に帆を上げる事前の思惑はもはや風前の灯火に。
例年、手帳のカバー色を再作することが少なく、
通常なら〝完売御礼〟で済ませてしまうのですが、
今回のみならず来年のことを睨んでいくと、
等閑にすることができず思案投げ首となっています。
コロナ禍以前で歴史手帳(幕末と戦国)が売切れになると、
時に定価の3倍もの値段でネット販売されていたこともあり、
そんな状況を見ていて制作者として心を痛めていました
その二の舞は避けたいところですので、
近々に〝紫色カバー〟の再作の手立てを含め、
色々と策を講じてみたいと考えているところです。