梅雨入りと梅雨明け
過日、東海地方も梅雨入りとなりましたが、
今日も朝から小雨とともに湿度や不快指数も高め。
このところ会社に着く頃には汗ばんで、
ボディシートと着替えが必須アイテムとなってきました。
例年、こんな鬱陶しい梅雨どきになると、
いつも決まって翌年の歴史「手帳」と「カレンダー」がマイシーズン。
概ねこの時期に制作と校正などが待ち構えています。
先週、幕末の監修者から「幕末手帳」の校正の戻りがあり、
昨日は戦国史の第一人者・小和田哲男静岡大学名誉教授から、
「戦国手帳」の校正の戻りが事務所に届けられました。
いよいよ大詰めの段階に差し掛かってきたのです。
小和田哲男先生は、
来年の大河ドラマ「どうする家康」の時代考証を担当されます。
過日に「どうする家康」は愛知県内でクランクインしていますので、
おあれこれとお忙しい日々と思われますが、
早めの対応をしていただき大層助けられました。
後日に「幕末手帳」と「戦国手帳」の
それぞれの内容をお披露目しようと思いますが、
来年度も巻末資料部分を数多く新たな頁を組み込むようにしました。
それゆえに監修部分も多岐に渡りますが、
ご丁寧な注釈をつけていただくなど本当に助けられています。
今回の内容訂正に際しても、
「最近の研究では、、、、、、」と赤ペンでの書き込みで、
現行の歴史解釈からの変更点などについて説明がなされていました。
これが何だか大学の講義を聴いているようで何とも心地よいものです。
歴史は過去のモノではありますが、
これまでの学説に拘泥されることなく、研究上の隘路もなんのその。
こうしてアップデートされていることに頭が下がる思いです。
来週はじめには降版し、
梅雨明けの頃に出来上がってくるような状況となりました。