今日、彼が学校に行かなくなった(行けなくなった)の理由の一つを聞いた。
よくあるようなことだと思う。だから、そんなことで行かれなくなったのか、そんなことで彼はこんなになるまで悩んだ(今もその途中)のか、と心底驚いたし、とても傷ついたのだろうなと、いたたまれなくなった。がっかりしたのではなくて、そんな小さなことでこんなに悩んで、辛かったのだろうなと思った。
別に相手の子も悪くない。大人でさえそう思ってしまいがちだもの。もちろん、彼も悪くなくて、誰も悪くなくて、だけど、彼がこうなってしまったのは、ただの日常の些細な事柄だった。
おそらくまだ、全てのことは外に出せていないのだろう。他に決定的な、あるいは、そこから蓄積された事柄があったはずなの。
がんばれ、りょうた。