お金の話_5月編 | 夫が前頭側頭型認知症になりました

夫が前頭側頭型認知症になりました

2023年12月に夫が67歳で「前頭側頭型認知症」と診断されました。
現在進行形の介護をブログにしていきます。

5月の介護費用が出揃っていたのですが、なんだか日々忙しく(仕事)ブログの更新が遅くなりました。

 

・入院費 40,230円

・レンタル料 56,964円

・4月に利用したデイサービス料 3,614円

 

合計 100,808円

 

特定医療(指定難病)なので入院費がかなり安くなっていますが、相変わらずレンタル料が高い!

 

本来であればこれに歯科検診と理容費で5,000円くらい上乗せされるのですが、実は面会のときに理容師が来ていたのに主人はやってもらっていないので聞いたところ、今回の入院時には申し込みされてませんでした、と言われてビックリ!

再入院のときに理容も歯科検診も申し込んだはずなのですが、どうやらされてなかったようで・・・。

うーん、なぜだ・・・。

取り急ぎ次回は、と再度申し込みをしましたが大丈夫かしら。

 

そして特定医療費で請求していた、1月度と2月度分が無事に返金されました。

合計135,370円。

指定難病が受けられる前に支払った医療費分です。

これはありがたかったです。

 

そうそう、特養の申込書も出しました。

当然ですがまだどこからも連絡がないので、まだ待機者にも入れていないんだろうなぁ、と思っていますが、4月に緊急ショートステイをさせてもらった特養には、ケアマネさんがプッシュの電話をしてくださったそうです。

特養側もショートステイのときに思った以上に手がかからず、自立していたので入所となった場合は受入れしやすい状態だとは言ってくださっているようです。

そうはいっても入所できるかどうかは別問題なので、焦らずに待とうと思います。

その前に老健になるかもしれないので、病院の相談員さんの方で探していただいている最中ですしね。

 

現在の主人の様子ですが、この間のカンファレンスのときに実はちょっとショックなことがありました。

リハビリ計画書で排せつの点数が著しく下がっていたので確認したところ、コロナ対策で拘束されていたときに、リハパンではなくオムツだったために点数が下がったと言われたのです。

 

拘束が解けてリハパンに戻ったのでそれ以降の点数はまた上がっているとのことですが、やはり少し失敗が増えてきたと言われました。

それもショックだったのですが、それ以上に「オムツに抵抗はなかったようです」と言われたのがショックでショックで・・・。

 

分かってはいるんです、再入院する前から排せつの感覚が怪しくなっており実際に便失禁も尿失禁もあったので、これから先は失敗が増えていくだろうな、と思っていました。

でも・・・オムツにも抵抗を感じなくなってしまったのか、と思うとすごく辛くて。

 

拘束になったのは私がコロナになってしまい、症状が出る前に面会してしまっていた私のせいですし、それでオムツになってしまった、しかも抵抗がないと聞いてしまうと、本当に苦しくて、申し訳なくて仕方がありません。

 

認知症なのも分かっているのに、まだどうしても主人が変わっていくことを受け止めきれない気持ちも残っているので、こういう話はすごく堪えます。

 

最初の便失禁が昨年の8月、しかしそのときは深刻なものではありませんでした。

深刻な感じになったのは昨年の12月。

前頭側頭型認知症と診断がついた頃です。

それからまだ半年と少し。

 

ことある度に「ああ、やっぱり認知症なんだ」という思いと「本当に認知症なの?」と思いが入り混じります。

症状がまだらなのも分かっているのに、まだ普通だと思ってしまうことも多いのです。

 

入院しているから毎日見ているわけではなく、面会の15分の間しか話せないので余計にそう思ってしまうのでしょう。

 

退院してきたときは本当に大変で、前頭側頭型認知症特有の常同行動にあれだけ悩まされたのに、のど元過ぎてしまったのかもしれません。

 

もしくは、受け入れたつもりなのに、結局はまだ受け入れられていないのか。

 

自分で自分の気持ちが分からなくなっている今日この頃です。