主人の退院まであと一週間となりました。
昨日今日はデイサービスに行くためのこまごまとしたグッズを買いそろえたり、失敗で処分して少なくなってしまった下着や予備のルームウエアを買ったり、という準備をしていました。
大した買い物ではないのですが、ちょっとした物、例えば予備のズボンを入れておく袋とか、上履きを入れておくケースとか、そういう細かいものが家にはないので買ってきました。
あとは愛車の洗車。
介護は関係ないと言えば関係ないのですが、せっかくなので綺麗な車で迎えに行きたいな、と思って・・・。
乗っちゃえば無意味なんですけどね
次の週末でも準備は良いかと思ったのですが、明日から月初で仕事が忙しいので週末は掃除や日常の買い物だけで終わっちゃいそうだな、と思って今のうちにやっておきました。
こうやって準備を進めていくと、少しずつ主人の退院が現実味を帯びてきます。
それと同時に、期待と心配、喜びと不安が心の中で渦巻いてきます。
まずは生活サイクル。
4月8日に退院して翌日からデイサービスに行ってもらうのですが、ペースが掴めるまで私も主人も大変かもしれないな、と思っています。
それこそ朝何時に起きればいいのか、支度にどれくらい時間を見ればいいのか、朝ごはんはどれくらい食べられるのか。
そして昼夜逆転防止のために晩御飯を早く食べさせてなるべく早く寝かせないとならない、そうなってくると私も好き放題に夜遅くまで仕事はできないし、家のこともうまく時間取ってやっていかないとならないな、とか。
お迎えも送りもザックリした時間しか分からない、しかも日によって変動するので仕事の会議スケジュールに影響がないようにしないとならないな、とか。
始まる前に考えても仕方がないことなのですが、どうしても考えてしまうのです。
元々は行き当たりばったりでその場その場で考えて対応していくゲリラ戦に強いタイプだったのですが、今の仕事にキャリアチェンジしてからは、事前に考えて準備をして想定されるリスクをできる限り減らしていかないと成り立たないため、そういう癖がついてしまっているのです。
そのお陰で出来る準備は早めにするようになりました。
なので今週はグッズを揃えたりに時間を使って、次の週末、退院直前は晩御飯の献立を考えて買い出しをしたり、いつもより念入りに掃除したりしたいと思っています。
何よりもちゃんとデイに行ってくれるかどうかが一番心配なのですが、先日、家族会(WEB)で素晴らしいアイデアを聞くことができました。
その方は奥様が週3回デイに行っているそうなのですが「ボランティア」と奥様に言っておき、封筒に3,000円を入れてデイのスタッフに渡しておいて、帰り際にスタッフから奥様に「お手伝いありがとうございます」と言ってそのお金を渡してもらっているそうなんです。
これで奥様は「ボランティアを手伝ってお金をもらっている、次も頑張らないと」となるそうです。
お金はこっそりとまたスタッフに戻しておけばいいので実際の出費はなし。
それで気持ちよくデイに行ってくれるのですから、本当に素晴らしいアイデアだと思いました。
私も主人に「リハビリのお手伝いに来て欲しいんだって」と言ってあるので、この封筒作戦を試してみようと思っています!
あ、そうそう、先日の面会のときに「退院したら晩御飯に何を食べたい?」と聞いたら「tmmo(私)が作ってくれるものなら何でも美味しいから・・・任せるよ」と言われました
私、別に料理が得意なわけではなく、本当にいつも簡単なものしか作らないのですが、長年一緒にいると我が家の味が出来上がっていて、それが一番美味しいと思うものなんですよね。
ましてや病院の食事は健康的な、つまりはちょっと物足りない味付けだと思うので、ウチの味が恋しくなっているのでしょう。
手抜き料理ばかりの私ですが、退院日は主人の好きなものを作ろう!と思いました。